ラブジョイの尾

風の音で目が覚めた。ラブジョイには間に合う時間だったので、カメラを携え羽毛服に身を固めて天文台に上った。 北極星が明るく見えた。透明度が素晴らしい。目盛を読んで彗星を導入すると、5cmのファインダーでも核がとても明るく見えた。 Or30㎜70倍で核を見ると、広がったコマが美しい。尾は短くしか見えない。カメラをセットして、ピントを出す。風は強いが、ドームが風除けになっているので何の支障…

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新車導入

10年乗ったデミオを出すことにした。ETCをつけてからは、よく遠出もした。冬もスタッドレスを履き、山スキーの足として、頑張ってくれた。 不運が続き、相手側からの一方的なミスでフロントバンパーは3回交換した。不具合もいろいろ起きたが、おおむね良好に活躍してくれた。 燃費の悪さが致命的になり、ガタも来たところで買い替えとなった。今年は2台目の愛車手放しということになるが、少なからず愛着を…

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ラブジョイ頭部

長く使っていた目覚まし時計が壊れた。昨日も時計が止まっていて、危うく寝過ごすところだったが、電池の消耗ではなく時計そのものの寿命だった。 気がついたときは05時を回っており焦ったが、今日は自宅30cmで彗星頭部を狙ってみた。30cmあるとさすがにカメラのファインダーを覗いても、彗星本体が見える。 6等台だから十分明るい。しかし、肉眼では分からない。今朝も透明度は抜群で、星空は良く見え…

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朝めし前

強い冬型になってきた。山は勿論、山沿いも雪雲に覆われることだろう。関東平野は冬型のとき、大方晴れるが、山沿いの地域には雪が舞ったりもする。 今夜は晴れると踏んで遠征したところ、雪雲が次々と飛んできて断念したことが何度あったろうか。戦場ヶ原でも頭上は晴れていながら、雪が降っていたなんてことはしょっちゅうである。 奥白根山の雪の多さに比べて、男体山の少なさは戦場ヶ原を境に天気の具合が大き…

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年賀状を作る

12月も半ば近く、来年用の年賀状を作った。何年か前から、前年の出来事を写真にプリントして賀状としているが、去年から毎月の印象を一枚ずつ載せてプリントしている。 しかし、一年を振り返ってみると実に様々なことをやってきたわけで、とても12コマでは現しきれない。それでも何とか納めようと検討した。 受け取った人たちが、なるほどね、こんなことやってきたんだ、とわかってもらえればいいかな、と思う…

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山の道具

先日の山行で壊れてしまったハンワグの冬山登山靴の修理見積もりやら納期の連絡が来た。年末年始をはさむということで、時間がかかるようだ。これは痛い。 三季用の靴のリソールも出来上がりは月末ということなのだが、あれで深い雪の中に入っていくのは不安がある。となれば、しばらくは低山徘徊ということになる。 靴は足を守る役目を負っているが、登山の場合はそれ以上の役目がありそうだ。ある卒業生が人工物…

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スライドショー

3年前の卒業生から問い合わせがあって、同窓会をやるので在学中の写真を提供してもらえないかということだった。二つ返事で請け負った。 多くが来春卒業ということで、集まることになったのだろう。就職はみな決まったのだろうか・・。大学生最後のお楽しみ会、ということになるのだろう。 遊び方を目いっぱい知っている彼らだから、きっと楽しい会合にできるだろう。実に羨ましいことである。早速写真を調べてみ…

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遠ざかるラブジョイ

気温が下がって透明度が増している。次第に高度が下がってきているラブジョイ彗星だが、今朝はかんむり座のすぐ北側に位置していた。肉眼ではかなり難しいが、双眼鏡ならばはっきりと尾まで見えていた。5等後半から6等級だろうか・・。 今朝は機材を変えて、友人の遺品である12.5cmライトシュミットを使った。先日の様子から尾の伸びがもう期待できないと判断したからだ。焦点距離が長い分、コマと尾の出方が大き…

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おめでとう !!

昨日、分厚い郵便物が届いた。『秩父・奥秩父の山塊』とタイトルされた立派な写真集だった。 前から、ライフワークとして写真集の素材収集を手がけていた彼は、50歳で大手の光学メーカーを辞め、30年分の撮り溜めた写真を整理していたが、先月出版に至ったという。 先年、秩父の山でもなかなか行けないという和名倉山を案内した。新緑が美しい原始の山を彼は気に入ってくれ、楽しい山行であった。 その…

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落ち葉踏みしめ・・

冬枯れの山を歩くには午後の斜光線を浴びるのがいい。陰影が出て山が際立つ。 沢を渡って送電線の鉄塔を目指す。 ひと汗かくと、鉄塔に出る。ここから岩尾根が始まる。 いきなりこの尾根で最も大きな岩壁にぶち当たる。 岩登りを楽しみながら、落ち葉の尾根を辿る。たまにキジバトが飛び立ち、驚かされる。 この爪の跡は、熊か・・!?静かな山に手拍子を打つ音が響く。 ようやく目的…

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サイズ変更

PCのCドライブの容量が限界に近づき、何ともいい気持ちがしないので、パーテーションサイズの変更を依頼しにパソコン店に持ち込んだ。 残念ながら、そういったことまで自分の手で行えないので専門家に依頼したわけだが、お金を出せば大概のことはできるものなのだ、と改めて感じた。 このCドライブの件は、すでにかれこれ一年ほど悩んでいたわけで、もっと早くに対処しておけば何てことはなかったと思うと可笑…

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6日ぶり・・

月末にとある町の科学館で彗星のお話を依頼された。今まさに彗星フィーバーのタイミングであり、アイソン亡き後のラブジョイを含め、星空の放浪者ともいえる彗星を語るのに絶好である。 しかし、彗星に限らず天文の話は結構難しく、しっかり分からないと結局なぁんだ、で終わってしまう。だから、話をするといってもアドリブで済ますのは危険だ。折角時間を与えられているのだから、最大限に話が伝わるように、と話の組立…

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壊れた・・

先日の阿弥陀岳の帰り、まもなく林道に出るというところで、靴が壊れた。ビブラムが剥がれてしまったのだ。細引きで靴を縛り応急処置を施したが、下山して確認してみるともう一方も剥がれる一歩手前であった。 靴は99年12月に購入したハンワグ製のガルーサ革を使用したANNAPURNA GTXという当時の登山靴では一級品で、冬山オンリーで使っていた。しかし、14年目ともなると知らず知らず劣化が進んでいた…

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水星食

昨日の水星食において、5cmのファインダーでの観望では出現のときの水星の明るさの変化は確認できなかったが、06時30分14秒から15秒、16秒と撮影した写真では明らかに明るさが増していき、小さな水星であっても面積を持っていることが実証された。 観測といってもプロではない我々の楽しみも、こんなところに醍醐味がある。かつてアンタレスの食やスピカの食も見てきたが、恒星食と惑星食の違いを実際に肌で…

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水星出現

夜が明け切れぬ前、車を飛ばして隣町の高台へ上った。以前の天文現象を東南東の空に捉えたことがあったので、地平線が晴れていれば見えると踏んでいた。 ところが、このところ晴れてはいるが風もなくやや透明度が悪い、と思っていたとおり筑波山のシルエットも見えず、地平線付近はどんよりとした黒いモヤに包まれていた。 機材をセットして、スピカでピント合わせをする。しかし双眼鏡で筑波山を探すも見つからな…

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