去りゆくLovejoy彗星

忘れていたわけではないが、もはや旬を過ぎて遠くへ立ち去っているLovejoy彗星を探してみた。 未明の北東天にはヴェガが輝き、その右下に下りたあたり、ヘルクレス座の東に、30cmを向けるとOr30/72倍で彗星は簡単に見つかった。5cmのファインダーでも確認できたが、移動が少なく1ヶ月前の位置とそれほど大きく違ってはいなかった。 かつて86年のハレー彗星のときには、自宅で5月9日まで…

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ビスの脱落

昨日の浅間山ではシール登高を止めて、3分の2は兼用靴での登山になってしまったが、帰宅して乾燥しようと靴を取り上げてみるとナント、カフを止めているビスが脱落していた。 バックルで留めて滑走しているときには気づかなかったのだが、何たることか。道具のメンテには気を配っているつもりだが、ビスが緩んでしまったとはビックリである。 早速購入元へ問い合わせすると、部品として扱いがあるということで一…

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浅間山

先日、平標山から見た感じでは行けるかと思って臨んだが、雪が少なく、また張り付いている雪はクラストしていてスキーをやるには相応しくはなかった。 登山口から暫くして樹林帯を抜けると、小浅間山との分岐になり、相変わらず立ち入り禁止の看板がかかっていた。このところ警戒レベル1ということで、噴煙も暫く見ていない。 もうひと登りで、樹林帯を抜け展望のよい尾根を進むことになる。突然強風に煽られ、う…

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M104

M82の超新星の写りなどを見ると、主鏡の掃除の成果が出ているように思う。そこで、極軸のセッティングやファインダーの光軸合わせが甘かったので、晴天が続いたをいいことに天文台に上りアイピースや他の部品の整備と合わせて調整を行った。 風通しのよい天体ドームは、ほこりの巣。しかし、頻繁にメンテナンスを施していれば、致命的な問題は起こらない。深夜、ちょうど東天に昇って来たカラス座が見えたのでM104…

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M82

市街地での天体撮影はいくら透明度が良いといっても難しい。長時間露出はかぶりを生じるし、感度を上げ過ぎるとノイズも出てくる。 昨夜の写真を2枚コンポジットして、何とか4分露出分に合成してみた。F7.2/ISO3200、さらにコントラストを上げて超新星の様子が分かるようにトリミングして大きくしてみた。 改めてデジタル写真の凄さがワカル。

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SN 2014J

今夜は卒業生との会合があり、帰りは遅くなった。しかし、予報通り午後から冬型になり冷たい風も吹き始め、夜には日中流れていた雲もすっかり取れて快晴の空になった。 寒い帰宅の道すがら、輝く北斗七星を仰ぎつつ、ちょっと眠いがこれはやらねばならないと決心した。そして、帰宅するとすぐに羽毛服に身を固め、天文台へ上がった。スリットを開け放ちOr30/72倍でM82を導入すると、すぐにそれとわかる超新星S…

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超新星出現

内合から2週間あまり、すでに夜明け前の東天には輝く金星の姿が見えている。18日05時58分、北へ走る車の中から、金星よりも明るく輝いた火球が飛んだ。 山形の板垣さんが、また大熊座に超新星を見つけたという。望遠鏡で観望してみようかと思ったが、15.6等というからちょっと無理。少々がっかりしていたら、M82に11等の超新星が現れた。これなら見える、ということで清掃を行った主鏡のfirstlig…

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会心の平標山

いつもウィークディの早朝から登っているので、この山ではラッセルばかりだった。今日もその覚悟で出かけたのだが、途中で仮眠などして少し遅れたのが幸いしてか、先行者がいてラッセルを戴いた。 若干ルート取りがよくなかったが、ラッセルをするより戴いたほうが余程楽なので、素直に戴いた。ラッセルのトップとセカンドの体力消耗の違いは、まさに雲泥の差。やってみたことのある人でないと分からない。 目安に…

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強風に煽られた赤薙山

新雪が載ってパウダーをいただけるかと思っていたが、風が強く大方が吹き飛ばされていた。 それでも吹き溜まりには10cmほどの新雪があり、全体が新しい雪に覆われた山は美しい表情を見せていた。 登り始めは雲が行き交っていたが、程なくして快晴の山となった。 しかし、久し振りに強風に煽られさすがに厳冬期の山を感じさせた。 ここまで登ったら、デルタバーンは絶対戴く。 デルタバー…

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遠藤・・

日本人横綱の誕生を心待ちしている大相撲界であるが、期待の稀勢の里はすでに過去の人になった。 かつて相撲が大好きだった頃、ごひいきは栃錦に始まった。また身体が小さかったので、北葉山・栃ノ海といった小兵といわれた関取が好きだった。その後は北の富士・千代の富士らを、かっこいいと思った。 横綱になるというのにはそれなりの勢いがあるもので、とくに栃ノ海が横綱になったときの印象は、まるで駆け上が…

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余 韻

山を下りて帰宅すると、まず車からスキーを降ろして濡れている部分をよく拭く。水気を切って玄関先のスキー立てに収納。山スキーのあとは乾燥が第一である。 兼用靴は密閉度が高く、インナーは大抵湿っているが、これを乾かす道具が乾燥機だ。空気を送る蛇腹の部分を靴に突っ込み15分ほど乾燥させる。 同時に手袋などを周辺に置いて余った温風を当てる。ヤッケ類はハンガーにかけ、部屋のストーブで乾かす。 …

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松田川源頭周回

久し振りに松田川を囲むルートに行って来た。ダムサイトから少し登ったあたりに駐車すると良いのだが、忘れてしまったのでダム横の駐車場から出発した。 赤雪沢沿いに登る。登山口にルリカケスだろうか、羽の青い綺麗な鳥を見つけた。しかし、写真を撮ろうとすると動き回ってしまい、ついにシャッターは切れなかった。 丸木の階段が終わるとジグザグを切るようになり、稜線に出る。ひと登りで赤雪山である。ルート…

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寒中法要

法事に出かけた。寒い本堂はホットカーペットが敷かれてあったが、寒さは厳しく小さなファンストーブが稼動していても堂内の温度は10℃でしかなかった。 時間が決まっているのだから事前に暖めておくなり、もっと強力なストーブを導入するなど、お寺側でももう少し考えてもらいたいものだ。 大寒前のこのところの冷え込みはかなりのものであるし、少なくともこちらはお客になるわけであるから、対応をもっと優し…

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那須の山

天気の行方が心配だったが、北へ上るにしたがって流れる雲も無くなった。スキー場末端の道路は広く除雪されていて数台の車が駐車していた。フェンスをくぐってスキー場へ侵入する。 すでにスキー場上部には2つの人影が見えた。トレースも二本延びている。またスノーシューの足跡も併走している。先行者は3人だ。 トレースは細く、ポンツーンには役不足。ラッセルをいただけるかと思ったがさにあらず、2倍の太さ…

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『ジャッジ』

『ジャッジ』という映画を見てきた。ウィークディのお昼時ということで、鑑賞者はごく僅か。過日連休時の込み具合を考えると、嘘みたいだった。 全く予備知識なしで観たのだが、面白かった。ちょうど何日か前、『笑っていいとも』のテレフォンショッキングのコーナーに妻夫木くんが出てCMしていたので興味を持ったのだ。 北川景子ちゃんも出ているし、豊川さんや竹中さんらも出ていて、掛け値なしに面白かった。…

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お祝い山行

山の雪はかなり減っていた。その後の降雪は少なかったが、大晦日に来て以来なのでトレースも消えかかっていた。 一本松もスッキリしていた。天気は申し分なく山の空気は冷え切って、凛とした雰囲気だった。しかし数日前に雪雲の中に入っていたのも、表面をなぞる程度にしかならなかったようだ。 気温の低さに場所によってはクラストしていたり、パウダーが保たれていたりで変化に富んでいた。デルタバーンはその後…

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すこやかに・・

寒い日が続いている。今日は午前中日差しがなく、特に寒く感じられた。今年は黒潮が大きく蛇行しているらしく、タイミング次第では首都圏にも大雪が降る可能性が高いという。 去年も今頃雪が降った。適度な降り方であれば、たまには関東にも雪景色が見られるのもいい。しかし、鉄道をはじめ首都機能の多くが雪にはめっぽう弱い。 かつてある入試の朝、雪で始発電車から途中で止まってしまい、迂回して到着したもの…

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『滝 雲』 13

http://argonavis.at.webry.info/201311/article_4.html  「清はどうした?お前が甘やかすからだ、怪我の具合はどうなんだ。全く、お前がしっかりしとらんからだ!!」  「あなた、清の先生ですよ。」  「ああ先生ですか。どうも息子がとんだことをしでかしてしまいまして…。こいつには、会うたびに勉強するように云ってたんですが、親のいうことをきかん…

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自然治癒力

2日前から喉の左側が痛いような感じになり、風邪のひき始めのような雰囲気になっている。未然に押さえ込もうと手立ても打っているが、完全に快方に向かっているわけではない。 こんなときは雪山の清浄な空気に触れれば治ってしまうのだが、いまは事情で家を離れるわけに行かないのでなんとか自然治癒力で乗り切ろうとしている。 舌の腹を使い喉の奥をこする。唾液には洗浄作用がある。そして、塩水でのうがい。こ…

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日光・鳴虫山

先日、十数年振りに日光・鳴虫山に登った。 東武日光から民家の脇を抜けて山に取り付く。急登をひと登りすると神主山。冬枯れの木の間に奥日光の山々が望まれる。 次第に雪が深くなるが、大したことはない。ビブラムが新しいので、雪をもしっかり摑んでいる感じだ。 しっかり踏まれた雪の登山道を少しずつ高みに向かって登って行く。段になっている小さなピークを越えていけば、鳴虫山に至る…

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半円を描く金星

夕方、金星が見えなくなっていたと思ったら内合である。鏡面を清掃したばかりなので、勇んで金星を導入してみた。この時期に内合になるというのは、透明度はいいがシーイングが悪くいい写真にならない。 昨日は寒気が下りてきたばかりで、上空は強い風が吹いていたとみえ、ピントの山も見つからないといった感じだった。今回の宵の明星は地平高度が小さく南に大きく動く形だったが、今年に入って急激に太陽に近づいて10…

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主鏡清掃

導入して20年あまり経つ自宅の愛機であるが、最近たまたま陽に照らす機会があり、鏡面を覗くとあまりの汚れに驚いた。鏡面の清掃は以前から考えていたが、結構な大仕事になるので控えていた。 しかしこれだけ汚れていれば、確実にコントラストも落ち、見え味はかなり落ちていると思われたので、意を決して清掃をすることにした。 まずは望遠鏡から下ろす作業だ。接眼部やファインダー類をはずし、身軽にしたとこ…

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『永遠の〇』

話の展開が現代をベースに進んでいくのが、よかった。つまり、戦争映画ではないということである。 原作云々でなく、映画として楽しめた。エンディングにTAMIYA模型の名前が出ていたが、艦上爆撃機グラマン・アベンジャーの爆弾が落ちる仕組みなどリアルに垣間見ることができたし、零戦の雄姿やP51ムスタングのいかにも速そうなスタイルなどを楽しんだ。 さらにグラマンF6Fヘルキャットも出てきた。こ…

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肉眼黒点2日目

天気の崩れが遅れ、今朝も晴れていた。これ幸いに、日の出を待った。自宅から南東方向にあるマンションが日の出を隠しているが、ちょうど低空に薄雲がありマンションを越えてくれば絶好の太陽像を得られそうだ。 ようやく薄雲とマンションを越えて太陽が顔を覗かせた。今日は赤道儀に載せてあるので、ピント合わせも慎重に行うことができた。 これだけ大きい肉眼黒点は珍しい。明日はダメだろうから、貴重な連続撮…

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肉眼黒点

久々の肉眼黒点である。 このところの黒点活動の低調さを聞いていたので驚いた。昨日友人からのメールで知ったのだが、明日明後日の天気が危ういので、ぜひ捉えておきたかった。 昼間出かけていたので、日中の太陽を捉えることはできなかった。そして、夕方帰宅するとすでに向かいの中学校の校舎の陰になりつつあり、慌てて見晴らしのいい場所まで車を飛ばした。 しかし、すでに地平付近には薄雲が何本も引…

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気になっていたルート

本屋で見た雑誌に載っていたスキー板が気に入ったので、いつものスポーツ店に問い合わせてみた。夕方連絡が入り、残念ながら完売ということで、この冬はお預けとなった。また夏にフェアが開かれるだろうから、そのときに手を打ちたい。 そんな中、いつもの山に出かけた。ちょっと気になっていた場所があった。まずは大日堂に出る。そして、右の急峻な尾根に取り付く。ところが、これが意外にしょっぱい。以前のルート…

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四分儀

昨日は絶好の四分儀群の極大だった。残念なことに、前日の夕方になって天気が回復するような気配を示していたが、薄雲は夜になっても取れなかった。 観測は04時~05時と決めていたので、02時・03時と起きて窓を開けたが、北極星は見えなかった。薄雲を通して飛ぶ流星もあるだろうが、月が無く絶好なのに数はずいぶん減るだろうと諦めた。 四分儀といえば、学生時代の計数観測を思い出す。双子群も同様であ…

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反 省

40年来の友人とうどんの町で会合した。この町には沢山のうどん屋さんが立ち並ぶが、今日はPCを扱うことになっていたので、電源も欲しかった。 ちょうど、以前勤めていた学校の卒業生が働いているうどん屋さんがあり、お店に入るなり彼を呼んで電源を使わせて貰いたい旨伝えると、快く応じてくれた。 お店はお昼時で次々とお客がやってきたが構わず、角のテーブルで3時間半ほど歓談した。気がつくと、お店のお…

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冬山遭難

去年も年末年始には、多くの遭難が起きたが、今年もまた山の遭難が続いている。 槍ヶ岳の遭難は、名前を聞いたことのある人だ。塩見岳・利尻山・常念岳・妙高などでも遭難のニュースが報じられている。 年末年始の休日を利用して山に入る、というのは登山を趣味にしている人にとってはごく当たり前。しかし、天気はその休みに合わせてはくれない。 西鎌尾根での救助の様子が放映されたが、真冬の西鎌なんて…

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正月2日

例年正月2日は、妹家族と一緒に新年会であるが、今年は実は喪中であってアルコールなしで簡単に済ませた。サービス業が多く、全員が集まれることは少ないが、今年も一人欠けてしまった。 アルコール抜きだと饒舌さを欠き、会話が途切れがちになった。それでも和気藹々と時間を過ごし、最後に記録の写真を撮った。 今年は過去最多の15通の欠礼葉書を戴いたが、120枚ほどの年賀状を出した。個人情報云々で…

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初日の出を見る

7年めになる初日の出山行。今年も良い天気に恵まれたが、地平線近くには若干のモヤがあり、日の出の時刻はほんの少し遅れた。 ルートは今年もダイレクト尾根。取り付き付近で、ようやく朝焼けが始まったが、ヘッドランプを使っての岩登り。新品になったビブラムは岩をがっちり摑んでくれた。 独標に立つと茜色の空から日の出を待つようになり、いよいよ平野に向かって太陽の光が差し込んでいく。神…

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