倒木を越えて

3月の最後の日ということで、日光前衛の山に出かけた。いつもの駐車場に車を停めて、さぁ出発。 ところが、いきなりビックリ。神社の参道入り口の石の鳥居が壊れていた。そしていたるところに杉の倒木と折れた枝。 あらら、これは大変なことになっている。この山は手ごろなハイキングコースとあって、結構登山道は整備されている。 鎖やロープだけでなく、過剰整備とも思える立派なアルミのハシゴ・階段も…

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法 要

伯父と伯母の法要があり、高齢の母は残して出かけた。大きなお寺には親戚関係その他が集まり、読経の声が本堂に響いた。 外は春の雨が降っていたがもう寒くはなく、法要が終わると止んでいた。お清めでは普段なかなか会えない親戚の方々とお会いしたが、思い出せない方も多く、意外に仏事も弔問外交の如く有意義である、と知る。 読経が始まる前にお坊様のちょっとしたお話があったが、セロトニンをテーマにしてい…

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まぁいいか・・

昨夜のアルコールが効いて、朝起きられなかった。山は逃げていかないので、まぁいいか、ってなことにしたが、この時期雪が逃げて行く。 一週間で全く別世界になることもしばしば。ただ気温が高くなると、装備も軽くなって動きやすくなるからいいことも多くなる。 4月に入れば幹線道路の除雪も始まる。林道を長い距離、板を担いだりシールで歩くのは辛いので、早いところ済ませてもらえると有難い。 これか…

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カタクリ

昔の同僚4人と会合した。今日は夜になっても気温が高く、すっかり春の陽気だった。 夜の町の人通りは多く、はっきりと季節が変わってきたことを知る。 ニュースには聞いていたが、いつの間にかこの町にも桜の季節がやって来た。 庭のカタクリの花も咲き、ハクモクレンのつぼみも日増しに大きくなっている。 先日、現在使用している海外遠征用天文機材に関する記事投稿の依頼が来た。どうしようかと…

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木星の黒い点

天気の回復は早く、夕刻には快晴になった。宵の空にはすでに高い位置に木星が出ていて、久し振りに望遠鏡を振り観望した。 シーイングは良くないが、本体に衛星の影のような黒いしみが見えた。しかし、ガリレオ衛星は左側に3つ見えていて、ガニメデは後ろに隠れているはず・・。 写真にすると、案外大きな黒い点になっている。なんだろう?

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火星かぁ?

東の空に昇るのが早くなってきて、気がつくと東南の方角にその赤さでそれと分かる。 望遠鏡が苦しい方向になる前に捉えてみた。しかし、シーイングが悪くさっぱり見えない。それでも動画からショットを切り出す方法を最近学んだのでトライしてみることにした。 白い極冠が目立っているが、黒い陰が怪しさを醸している。MPEGに変換し、ソフトを介してコンポジット。できるだけ良好なフレームを180枚程度コン…

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『人』の話

『医者の話をしているのではない、人間の話をしているのだ !!』 素晴らしいひと言であった。 冒頭のシーン、槍の前に立ちはだかる常念岳、そしてこの雪原。これはきっと美ヶ原・・。 『あずみの』という美しい響き。かつて高校の友だちが松本の地で勉学に励んでいた折り、よく山へ向かうベース基地として友人の下宿を使わせてもらった。 ある意味では憧れの地であるかも知れない。さだまさしの隠れた名…

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リベンジ大戸沢岳

吹雪で撤退した先々週のリベンジを果たした。うって変わっての大快晴。初め目指す山にはガスが巻いていたが、登るにつれて晴れて行った。 土日のトレースが残っていて、その後の降雪がうっすらとトレースを覆っている。標高差1200mだが、立ち木の密度は低く、地図で見る限りは傾斜もきつくなさそうだ。 大まかな目安で、三段になっていると思えたので3時間、と思ったが、意外に距離があった。気温はそんなに…

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M108

天文台でいつも使ってきた星雲・星団のガイドブックは、1950年分点の赤経と赤緯の値が示されていて、すでに用済みの感があった。 このあたりで、2000年分点値の記入されているものに換えようと入れ替えた。ドーム内といっても風が吹くとたちまちほこりだらけになるので、戸外と同様の扱いになってしまう。 だから、もったいない気持ちが先行して、なかなか踏み出せなかった。しかし、外へ持ち出してこそ本…

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ふくろう星雲

『暑さ寒さも彼岸まで・・』の言葉通り、この冬の寒さはひと区切りついたようだ。 日差しを受けると暑いくらいで、我が家の庭には梅が満開になり、水仙が一輪咲いた。 手入れもしていないのに、毎年幾多の知らぬ花が次々と咲く。父が育てた花たちを今年は少し注意してみたい。 お墓参りに行った。今年は父の13回忌になる。仕事にかまけて、晩年あまり会話する機会もなく逝ってしまった父に済まない気持ち…

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身が震える

半年振りのクラス会。今夜は少し集まりが悪かった。卒業前でみんな忙しいのだろう。 もう一年残っている人もいるが、大半は卒業で来月から社会人だ。地元の人もいるけれど、勤務先が遠くになる人もいるようだ。 まだまだ、これからが人生の本番になるのだから、これまで知らなかった土地へ引っ越して新しい人生を始めるもよし、地元で頑張るもよし、である。 これからの人たちを見ているととても羨ましい。…

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いい気持ち

昨日はあんないいお天気だったのに、今日は山は雪だったのだろう。五色山の山頂部に描いたシュプールもかき消されてしまったに違いない。 湯元スキー場には、滑っている人たちが見下ろせたが、あんなところを滑っているなんて誰も気がつかないだろうから、シュプールも見つけられなかったはずだ。 下山して、湯元から五色山を見上げてみたが、ズームアップしたコンデジでもしっかり捉えることができた。

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奥日光・五色山

久し振りに奥日光の五色山に行った。中ッ曽根尾根に登るには金精沢を詰めて、途中のスノーシェッドの上の薙から直登するルートを好んで使っているが、北面にあたるこの薙は傾斜が急であるだけでなくこの時期はクラストしていてシールも効かないことがある。 3月も半ばを過ぎれば雪面も緩んでくるのだが、朝の冷え込みでガヂガヂになっていた。ジグザグを切って高度を上げて行くのだが、滑落の恐怖との戦いになる。 …

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春一番

春一番のニュースが流れたが、いたって穏やかな1日だった。しかし、深夜になって強い風が吹いた。 気温は高くなっていて、外に出るのにも羽織るものは要らなかった。確かに朝から春を感じさせた。 けれどもこのまま、すんなりと春にはならないのが常であって、再び寒さを取り戻すことになるだろう。 これが何回か繰り返されて、ようやく春本番になる。こうした季節の移ろいは興味深い。 平地でもこ…

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M109

一年前の今頃はパンスターズ彗星の登場で、夕方の西の空に注目を集めたが、今年は特に話題はない。 やはり変化のある天体は、その消長を見るのが面白く、その筆頭には彗星をあげることになるだろう。 今年もそのうち、ちょっとした彗星が登場するのではないかと楽しみにしている。 今回もまたM天体シリーズでM109を狙ってみたが、大熊のγ星の近くにあるので、D300F5で両者を視野の中に入れると…

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録 音

前から考えていたことであるが、YOUTUBEにアップされている音楽を録音できないか、いろいろ考えていた。というのも、昔の名曲をいま入手するのは結構大変だからである。 イヤフォンなどの外部出力から録音機器の入力に接続すれば、大抵はうまく行くのだが、デジタル系の録音機材がいま使えないので、どういうふうにしたらいいかと考えていたのだった。 たまたま運転中にある方法を思いつき、試してみたら簡…

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小丸山

高速を走っていると日光連山が白く光っていた。先の寒気でまた少し降雪があったようだ。 かくなる上は、新雪にシュプールを刻みたい。時間が遅かったが、転進して新雪を戴きにあがった。 先行パーティはスノーシュー隊。行儀よく斜面の端にラッセルを刻んでいる。大斜面はまだ無事だった。 ひと登りで小丸山の展望台に出る。三角バーンも光っているが、まだ滑るチャンスはあるだろう。 雪質はイマイ…

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14 ON FIRE

ROLLING STONESの日本公演は、大変な盛り上がりだったようだ。 昔、入場のチェックを潜り抜け、でかいカセットレコーダを会場に持ち込み、何度も録音を試みたことを思い出す。 今は高性能な小型ICレコーダがあり、何の造作もなく長時間の録音が可能だ。カセットの場合、途中で裏返しをしなくてはならず、時計と睨めっこしながら録音に集中したのが懐かしい。 先日の最終公演のデータを貰い…

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花の春

寒波の中でも、季節の移ろいは感じられる。高い山では深い雪に閉ざされてまだまだ冬景色であるが、麓の山裾を探ると春の気配は結構感じられる時期になっている。 それはまずは花であろう。セツブンソウ・・3年ほど前、3月下旬伊吹山に登ったとき、初めて残雪の中に見つけた。過日、群落の見られる山裾を歩いてみると今を盛りに咲き誇っていた。 黄色の花を咲かせるロウバイも、低山逍遥の中で見つけることができ…

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M106

M106は猟犬座にある。このあたりには、沢山の系外星雲があって興味深い。メシエカタログにあとから付け加えられたとして有名である。 露出不足で周辺の腕がよく写っていないので、そのうちまた狙ってみたい。

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吹 雪

気圧配置を読んで出かけたつもりだったが、今期初めての吹雪吹雪、氷の世界だった。 これじゃ展望はないし、辛いだけ。たまには撤退もいいか、と予定した山は簡単に諦めた。しかし、このまま帰るのも芸がないと、そこいら辺の藪を目指してみた。 小一時間20cmほどのラッセルに汗を流すと、小さなピークに出た。雪は降り続き、展望は開けず、今日はここまでとシールを剥ぐ。 パウダーの林間コースに舌鼓…

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いまだ冬の日

日差しは3月を思わせたが、吹く風は冷たく冬型の典型の1日だった。 雪雲に向かって行く気にはならず、途中で進路変更して平野に聳える岩山を目指した。 駐車場には車が止まっていなかったので、貸切かと思ったが、いつもの岩場にしがみついている人たちがいた。 久し振りのダイレクト尾根を攀じることにする。まずは取り付きまで山腹を巻く。この前の雪の爪跡だろうか、杉の葉が随分落ちていた。 …

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リアスクリーンの補修

18年乗り回したRSを手放して一年経った。過日、引き取ってくれた彼氏からリアスクリーンが割れてしまったと相談があった。 アクリル製のスクリーンは寒い冬には気をつけなければならないことがあって、それはちょっとした衝撃によってパリンと割れてしまう、ということだった。 ある日スキーを助手席に積んでいるとき、スキーの先端がスクリーンに当たり、ピッと亀裂が入った。今回も手が当たってしまったとい…

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大熊の二天体

前夜の会合の帰り道、夜空は穏やかに晴れ上がり冷え冷えした夜になった。 こうなれば、またチャンスは逃せない。シリーズM天体の続きに挑戦した。今回は近接した二天体に注目。 手始めにM97とM108。この97はよく写る。黒い大きな目が短時間の露出でも分かる。D300F5で両者が程よい感じに並ぶ姿を捉えた。 両者を同一画面に入れたので、ともに周辺減光の餌食になってしまったのが残念。

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天文雑誌

予定が外れたアイソン彗星に、天文各誌も予定していた特集記事を変更せざるを得なくなった。NHKの特別番組でさえ変更したのだから当然のこと。 天文現象は天気にも左右され、期日が決まっている場合は遠征しても報われないこともままある。アイソンに関しては、NHK取材班がアメリカ・カルフォルニアに足を延ばし、ISSの若田さんと同時に4K映像で捉えようとしたようだ。 アイソンの場合、発見からその日…

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M101

日付が変わると風が出て、冬型の天気になった。寝ようと思ったが、窓を開けると透明度の良い空が見えた。 『チャンスは常に得難い』の人生訓にしたがって、天文台に上る。大雪のあとの最初であるから、ファインダーの調整から始めた。 この風では火星は無理、M天体シリーズの次の目標は101と決めていたので、これを導入する。 南中を過ぎているため、ζ星からファインダーで導入するのは体勢が苦しい。…

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透明度

天文台は完全復旧したが、天気図の具合が、真冬のそれと少しずつ変わってきた。 関東に特上の晴天をもたらす強力な冬型の気圧配置にはなりにくくなっているようだ。キンキンに冷えるような縦縞模様の気圧配置が懐かしい。 こうなると移動性の高気圧の下での晴天を期待することになるのだが、透明度に関してはやや落ちてくるのが残念だ。 しかしこの春の宵の空気が、次第に接近してくる火星を観測する上では…

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偵察山行

県道の除雪の末端には神社の鳥居があった。気温が低く、パウダーの雪の壁を乗り越えて山に入る。 初めは緩い斜面なので、なんてことはなくシール登高でスイスイ登っていける。 しかし、途中から傾斜がきつくなる。また、藪も濃くなって隙間を縫って大きくジグザグを切る。 この斜面を乗り切ると傾斜は穏やかになり、また樹林の隙間も大きくなって行く。 場所によっては、大きく斜面が広がっていると…

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嵐止む

昨年12月ころから連続してやってくる迷惑メールの嵐が止んだ。 PCにやってくるものは、セキュリティやメールソフトに設けられている自動削除によってブロックされているが、PCにやってきたメールを出先でも読みたいので、転送サービスを受けている。 そのため、PCにやってきた迷惑メールはそのまま携帯に転送されてくる。しかし、携帯の迷惑メール対策はいまひとつで携帯三社のドメインがついているメール…

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サラジャンプ

昨夜は、ルーマニアで行われた女子ジャンプWカップ第14戦をLiveで観た。期待された高梨さんは、オリンピックではメダルを取れなかったが、Wカップは14戦やって11勝。ほとんど一人勝ちで、今期の総合優勝を決めた。 ジャンプ全体の様子を観ていると、他の選手達とは一線を引いていて、圧倒的な強さを感じる。オリンピックでどうして失敗したか、分からない。風がどうのなんてことは関係ない。あのときには、こ…

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旧交を暖める

2月に雪で流れていた古い友人達との会合が叶った。大半は数ヶ月ぶりの再会であったが、中には数年ぶりの人もいて懐かしさいっぱいだった。 かつてはメールなどというツールもなく、連絡も面倒であったが、いまはいちいち電話をかけなくても思いついたときにメールを打っておけばこと足りる。 唯一、携帯を持たないことを美徳としている人がいて、幹事役にとっては大変迷惑なことになっている。時代の流れというも…

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