シーズンイン

27日に奥日光に押し寄せた雪雲は白根山方面にかなりの降雪をもたらした。これは霧降方面にもおこぼれがあるのでは、と勇んで出かけた。白んできた日光道路からは女峰山の素晴らしい景観とともに、その右手に連なる山々、そして赤薙山のお目当てのバーンも白くなっているのがはっきりと分かった。はやる気持ちを抑えてキスゲ平に登って行く。見上げた小丸山の斜面の積雪は十分、シーズン入りを果たすには絶好だ。夜明け直後の空気は冷たいが、さほどではない。また風もなく快晴の青空、準備をして階段を登る。途中から北側に回り込み、あずま屋へ出る。ここも階段右手の樹林帯を登る。傾斜があって幅がないので、馬力がないと登れない。半年ぶりのスキーの感覚が甦って来て、調子も出て来る。小丸山に登り振り返れば鹿島灘・太平洋が光って見えた。

キスゲ平に到着すると、まさに初日の出がごとくの日の出の時間だった。
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朝焼けの中、B地点に出る。植生の保護のためさらに階段を登る。
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C地点から階段を降りるが森の北側を登る。
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あずま屋からも階段の北側の樹林の中の急登を進む。
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小丸山の登りから太平洋が光って見えた。
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小丸山山頂。正面に雪の赤薙山を見る。
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ここからは基本的に笹の斜面を登って行く。先行者のトレースがあったが姿は見えなかった。南東尾根の上には富士山が見え、快適な登山が続いた。ただこの快晴の下、雪が腐って来るのを考えると自然に気持ちがはやり、ガシガシ登るようになる。道標ポイントを過ぎるとトレースを外してカラマツ沿いに進む。ここからは焼石金剛に向かって右手にカーブを切る。積雪は多いところで20cm程度なのでスキーで登るには厄介なところもある。気持ちが先行して、息があがる。ようやく赤薙が見えた。斜面には笹が結構出ているが滑るには問題なさそうだった。薙の上部で樹林帯に入るところでスキーをデポ、兼用靴で登って行く。山頂からの滑降には時期尚早、倒木が顔を覗かせている。いったん樹林が切れると灌木のトンネルをくぐり、岩や木の根を踏んで大岩に出る。ここまで登れば山頂はもうすぐ。一ヶ月前の山頂と違って、雪が乗って冬山の気配がした。先行者はさらに女峰山方面に足跡を延ばしていた。

南東尾根の上に富士山が見える。この後もしばらく富士山と一緒だ。
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笹の斜面を先行者のトレースを追う。
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小丸山の向こうには高原山。左手には福島との県境付近の山々が真っ白だ。
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深くえぐれた夏道を避けて冬定番のカラマツロードに入る。
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焼石金剛に出ると赤薙がよく見える。笹が出ているが滑れそうだ。
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赤薙の縁に突入して行く。
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筑波山がきれいだ。大谷川が光っている。
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岩や木の根がまだまだ出ていて登りずらい。
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雪の赤薙山山頂。
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男体山から女峰山までの迫力の山稜。
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男体山の向こうに雪山。八ヶ岳か!?
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写真を撮りまくって、下山開始。雪があると下りは早い。デポ地点に戻り、いよいよ滑降準備。シールを剥がして薙上部から中央部へドロップ。笹原の中にちょっと飛び出した木の杭のようなものが見えると、慌てて回避しながら半年ぶりのスキーを楽しんだ。薙下部の樹林帯の手前で終了滑降、登り返す。去年登り返し用のルートを開拓したので、それを追う。焼石金剛に登り返して、北側の斜面に再び滑降。やはり、まだ雪は少なく、早めに谷を渡り小丸山山頂上部の斜面に出る。久し振りのスキーにこの辺りでもう足がヘロヘロ。ターンもうまくできない。予想通り雪も重くなって来ていた。最後のお楽しみは小丸山の滑降だが、まっさらな斜面が広がっていた。休む間もなく思い切り斜面に飛び込み、下部まで一気に滑降した。滑り終えて振り返るといい感じに斜面にシュプールが刻まれていた。そこからは北側の緩斜面に入り、緩いスラロームを繰り返してB地点に戻った。

スキーデポ点へ戻る。右手の谷へドロップ。
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一気呵成に薙に落ちて行く。
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あっという間の滑降の跡を見上げる。
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焼石金剛への登り返しから薙を見る。
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稜線に戻ったら、北側の斜面へ滑り込む。
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まだ雪が少なく、早めに谷を渡って主稜線に戻る。気温が高く雪が重くなって来る。23.jpg

小丸山に戻るころには足がヘロヘロになっていた。
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最後のお楽しみは小丸山の大斜面。一気に下部まで滑降する。
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滑降したシュプールを振り返って悦に入る。
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あずま屋からは登って来たのと同様に北側の緩斜面をスラローム。
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遅ればせながら、シーズンイン出来て大満足だった。

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この記事へのコメント

  • フライマン

    降雪後の素晴らしいタイミングで行ったみたいですね。
    羨ましいです。
    2020年01月06日 17:59
  • argo

    フライマンさん、27日の降雪のあと28日は行けなかったので、翌29日に
    行きました。登りはパウダーでした。
    2020年01月06日 18:57