回 収

自分のものに執着があるからか、何かものをなくすということは滅多にしない。ところが、先日のローソク岩訪問の山歩きをしたのち、帰宅して驚いた。ウインドブレーカー用の軽量ソフトシェルがないのだ。そういえば、下山した際にザックのジッパーが開いていた。え、そんなはずはないと車の中などもくまなく探してみたが見つからない。行動をよく思い出してみたが、どこで脱いだかも覚えていない。辿った山道を思い出して行くと、…

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ローソク岩

過日、大小山北方稜線上の踏査中に越床山近くの"ローソク岩"を見に行ったが、なかなかの岩峰で感心した。次回は下部からこれを目指して登ってみたいと越床トンネル周辺から取り付きを探してみた。初め越床山から北東に延びる尾根の末端から登ろうかと案じたが、民家の私有地に入り込まねばならないようだった。そこで、トンネルができる前の旧国道293号を歩いて行くと、赤布のついたローソク岩の方向を示す指示板を見つけた…

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持ち出す音楽

音楽の聴き方が変わって久しい。40年くらい前には、"オーディオ"といえば、レコードプレイヤーとアンプとスピーカーという三種の神器を揃えるところから始めて、FM放送を聴くときにはチューナーを、また録音をするときにはデッキを加え、と機器を膨らませて行ったものだった。そしてアンプはプリアンプとメインアンプに、またデッキもオープンリールとカセット、プレーヤーではカートリッジをいくつか取り揃え、スピーカー…

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ビンディング調整

先日の金精山滑降では、GotBACKのTLT/speedの調子が悪く、滑走モードでブーツを固定してもすぐに外れてしまう状況で危うく転倒しそうになった。ディナフィットのテックビンディングは、軽量かつ簡便でとても使いやすい。かつて、ジルブレッタやディアミール・ナクソーといったビンディングを使っていた時代が懐かしい、というかよくあんなものを使っていたなぁ、と時代の推移を感じる。TLTも各種さまざまある…

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沈むさそり座

天気が悪いので、写真の整理をした。年ごとに何の写真館というフォルダーを作り、そこに保存している。2012年の星の写真館に懐かしい写真を見出した。それを引っ張り出して、もう一度画像処理を施してみた。画像処理は要するに画像を作る作業だから、気分や使用するソフトによって随分違った雰囲気を得ることが出来る。2012年といえば初めてQLDを訪れたときでMareeba周辺で、写真撮影を行った。ここではピラミ…

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奥日光点描

中禅寺湖畔から望む社山。 戦場ヶ原に駆け上がると白根山と錫ヶ岳がそのピークを見せる。 三本松を過ぎれば太郎山の雄姿。雄々しい姿だ。 そして湯ノ湖に向かう途中で振り返ると、普段見かけない姿の男体山が大きく見える。 湯ノ湖から中ッ曽根・金精山・温泉ヶ岳を望む。 湯元から五色山・中ッ曽根・金精山を見る。それぞれに何度も滑降したバーンが光っている。

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金精沢左ルンゼ

週の初めの2日間、雪雲に覆われたように見えたので、ちょっと早いかと思ったが出動した。毎年二月にならないと無理、といった金精沢。一月中の出動はあまりないが、下見を兼ねて突入した。 駐車場から林道に入ると、たっぷりとは言えないがまずまずの量なので問題なし、としていつものようにロスを出さぬように金精沢を目指して進む。 しかし、雪が少なくまだ林道をショートカットできないところもあって、林道での回り込…

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大小山北方稜線

先週大小山の北方稜線踏査を途中までやっていたが、その後の部分を歩いておこうと出かけてみた。初めて大小山の北側に車を乗り入れ、先日降りて来たあいの山の麓に車を停めた。 やや藪っぽい尾根を直登して行く。 しばらく登ると、いきなり富士山が見えた。風が強く、最近では一番の透明度だった。 次第に傾斜が増してくるとあいの山山頂だ。 あいの山から先は未踏ルート。ぐるっと回りこむようにこれから辿る山々が…

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ワークチェア

家にいる大半を机の前で過ごしているので、椅子の存在は大きなポイントだ。父の形見として長く使っていた椅子も12年使用した結果、キャスター部が壊れて劣化が進み、5年前に新しいものにした。しかし、これも大きさに難があり使うところを変え、現在は母が使用していた頑丈な椅子を使っていた。座り心地がよく、大きくリクライニングするので、椅子の上でうとうとすることも可能だった。 しかしキャスター付きではなく、二…

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奇 遇

大小山北方稜線は先週初めて足を踏み入れ、ふたつ目のピークのあいの山で下山、昨日その続きを繋げるべく再びあいの山に登り縦走を始めた。あいの山の次は越床山だ。そのままスルーして先へ、と思ったら逆方向にローソク岩15分の道標を見つけた。これは行かねばなるまいと、踵を返して進んですぐ、鈴の音が聞こえた。え、登山者が来る、と登って来る人を待った。そしてローソク岩のことを聞こうとしたところ、突然名前を言われ…

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鳴神山

去年の11月以来で、台風の爪痕がどうなっているか、心配だった。傷跡が激し過ぎていたので、かなり手を入れたようには感じだが、到底元のようには戻っていなかった。それでも倒木が切られたり取り除かれていて、少しはましになっていた。大滝から溢れた水がどんな勢いでこの登山道を流れ下ったのか、不謹慎だが見てみたかった。こんな風になるにはどのような流れだったのか興味がある。林道を一旦登り詰めたところに大滝がある…

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鳴神山大展望

大展望を期待して、鳴神山に登った。まだ時間が早く山頂独り占めだった。群馬県の東の入口とはいえ、この辺りに来ると赤城山がとても大きく見える。また真っ白な浅間山もはっきりと見える。八ヶ岳は存在はわかるが、いま一つの姿だった。そして富士山、白さを増しているような気がする。雪不足があちらこちらで聞かれているが、高い山には普通に降っているようだ。さすがに富士山は日本一の山、冬富士のその姿は格別である。 …

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入試神対応

センター試験、なんて言葉は自分の中ではすでに死語。それにしても異常なほどの天気の試験に対する懸念?不安?心配?雪が降って様々な混乱があろうと、そんなことは自己責任だ。かつて、自分の大学入試でも悲惨な出来事があった。思えば笑い話にもならない。試験当日、雪になった。前日より降雪予報が出ていたから、十分に早く出ていたが電車は途中の駅で止まってしまった。しばらくして私鉄による迂回運行が伝えられ、その指示…

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霧降高原道路から・・

霧降高原キスゲ平に向かうとき、霧降の滝を過ぎて直線が終わり右にカーブすると、左手にこんな景色が現れる。右の赤い屋根のペンションらしき建物がアクセントになっているこの山岳景観は大好きな景色の一つだ。この景色のさらに左手には男体山が見えるが、敢えて入れることもない。赤薙山と女峰山の豪快な山容と赤い屋根で十分である。

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赤薙山滑降

このところの天気予報は、一日にのうちでも大きく変わってしまう。前夜所用があって準備が出来ず、また早寝も出来なかった。案の定、目覚ましで起きたのは覚えているが、また寝てしまった。着替えをしてスキーの調整をしてシールを張る。若干心配だったけれども、大事なものは確認できたので、車に飛び乗り何とか夜明け前に出られた。しかし、キスゲ平に到着した時にはすでに太陽が高く登っていた。新雪が眩しくサングラスの忘れ…

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ひょんなところに・・

山登りをやっていて、各地のライブカメラの利用価値は高い。毎日チェックしているライブカメラの中に丸沼高原スキー場のものがあるが、白根山の積雪量や天気をリアルタイムで知ることが出来る。また霧降高原・キスゲ平のツイッターも大きな情報源だ。キスゲ平では、大抵午前中に写真付きでツイートがなされる。毎日ではないのが残念だが、この時期だと付近の積雪の様子などが分かるのでとても重宝している。ずっと続けて欲しいも…

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大小山の未踏部

80年代後半、同僚の紹介で一時よく通っていた大小山。25年くらいのブランクを経てこのところまた大小山に出かけるようになった。良い天気に誘われて早朝から望遠レンズを持って出かけた。お目当ては先日の八ヶ岳だったが、この日は風もない穏やかな日和で、地平線付近には靄が漂い富士山も良く見えなかった。代わりに東面を向いている大小山の主稜線を撮影してみた。大小の文字の掛かる崖は結構迫力ものだ。 いつもの東南…

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だるま

毎日雨戸を閉めに行くころ、といえばあたりが薄暗くなってきたころ・・。それが12月のころに比べて明らかに遅くなって来ていることに気づく。4時半ではまだ明るい。それもそのはずで、いまの頃は毎日1分くらいずつ日の入りが遅くなり、日の出時間が早くなる割合よりもずっと大きい。そんな中、年明け恒例の初市が行われていた。しかしさる方の宇都宮市の初市の様子を綴ったブログを見ると、比較にならないほどの小規模な初市…

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冬来たりなば、春遠からじ

登山口で車を置いて一歩。あたりにはあの独特の香りが広がっていた。満開のろうばいだ。 春霞の中、山頂から望む富士山。雲が湧いてその姿を隠そうとしていた。 パラグライダーの発射台からスカイツリーが見えた。飛行機が飛んでいる。 下山すると、こんな草?を見つけた。

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八ヶ岳 望岳

冬季限定の望岳、八ヶ岳が平野から見えるようになった。R50を走るとふいに浅間山が見えるところがある。ところがそれとは違う姿の白き峰々が、過日山に向かう道すがら見えた。急遽道を外してよく見えるところへ移動し、カメラを向けた。時間が遅くなっていたしコンデジ望遠なので、くっきりとした姿ではなかったが懐かしい八ヶ岳の姿を捉えることができた。

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熊鷹山の眺望

熊鷹山からの眺望は素晴らしいが、パノラマにした。北西側には赤城山や浅間山も見えるが角度が広すぎてしまうので、袈裟丸山から赤薙山までを収めた。午後になり雲が湧いていた。午前中の早い時間であれば、また違った展望が得られるだろう。白根山だけ雲の中だ。 また振り返って、南側の平野の方向を眺めてみると、山並みの彼方に筑波山が見えた。頭上は快晴だったが、周囲には雲が湧いていた。

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熊鷹山

去年の夏、まるでヒルヶ岳の如くヒルにやられ、しばらく敬遠していた熊鷹山に行って来た。大戸川沿いの林道の通行止めが続いていて、白ハゲルートが使えないので、林道入口に車を置いて小戸川沿いに歩き始めた。台風の影響が残っていないか、少し気になった。 もっと行けそうに思ったが、車で来てもここまでが限界。この先の道は大きくえぐられていて四駆でも難しいかも知れない。もともと深い溝があり、いっとき保全がなされ…

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大谷川から日光連山

大谷川から見上げる冬の日光連山。この景観は四季を通じて見事な眺めだが、雪を纏う冬には特にスケールの大きな展望が得られる。赤薙山から女峰山、そして小真名子・大真名子山へ続き、志津の鞍部から男体山へと連なる稜線が迫力の冬姿を見せる。まだ夜明け前の時間であるが、高い山の頂には陽が射し始めていた。果してこのあと、山々はモルゲンロートに燃えたろうか・・。

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双眼鏡ケース

Nikonの5㎝7倍の双眼鏡は名機だ。すでに30年くらい使っているが、いつも素晴らしい見え味を示してくれる。重さはあるが慣れてくれば、ほぼブレのないスタイルで観望できる。対物レンズ付近を持ち接眼部を眼窩に置いて覗くのがコツ。7倍という手ごろな倍率が星空を引寄せてくれる。 ところが、そのケースが劣化して表面がボロボロになって来ていた。一度、カバン類の修理を専門に扱っている工房を訪ねたが、これは直…

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年賀状を書く

お正月も一週間、結局インク切れで賀状の印刷が遅れたのをいいことに、今年は戴いた年賀状に返信をしようと考え、年内に書くのを一切やめた。というか、面倒になったというわけだ。すると一日にドカッと来たので、重い腰をあげようかと思いつつ、次々と増えて行く賀状にさらに書く気が無くなった。それでもそのままにしてはおけないと、ようやく5日の夜から書き始め、6日の午前中を使って書き終えた。戴いた年賀状は100枚程…

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南面主稜線縦走

年賀状を書かねばならないのに、良いお天気でポカポカしているので腰を上げた。年の初めということで、去年はやらなかった南面の縦走をやってみようと風雷神社の鳥居から取り付いた。古賀志山に通い始めたころの定番ルートで、これまで何度も通ったものだ。 市営駐車場に駐車、車道を風雷神社まで歩く。パラグライダーの練習斜面の上に出ると二股山がよく見える。この高台からの展望も素晴らしいものだ。 風雷神社の鳥居が…

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四分儀座流星群

毎年の天文活動の初めは、四分儀座流星群の観望だ。三大流星群の一つといわれるが、実際には活動が限定的なせいか、さほどの活動の記憶はない。今年は4日、5日の朝、輻射点が高くなって来るころに月がなく状況は悪くなかったが、極大予想が4日の17時ころということで、5日の朝の方が良いように思えた。しかし、天気の具合が悪くなりそうだったので、4日未明筑波山に出動した。関東平野の街の灯りをまともに受けるため決し…

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晴雨表

トイレの壁に張り付けてある晴雨表に毎日の天気を書き込む、ということを始めてまる四年経った。一日の中でも変化する天気を見て、今日の天気はナニ!! と決めるのは難しいことが多いが、敢えて一つに判断する。そうして判断したものを四年分集めた。すると意外なことが分かった。 まず晴天(晴れまたは快晴)の日数だが、2016年200日、2017年212日、2018年215日、2019年191日となっていた。確…

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コピー

暮れに卒業生から手紙が来た。過日久し振りの会合のとき、思い出したことがあり、図書館司書の仕事をしている彼女にその後メールでお願いをした。というのは30年位前のこと、山雑誌『山と渓谷』の登山セミナーというページに1ページ原稿を書いたことがあった。その号は大切にとってあったのだが、あるとき古本等の回収の際に号を間違って出してしまい、貴重な一冊を失うことになった。気が付いた時にはどうすることも出来なか…

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赤薙山で山スキー

赤薙山のスキー滑降の対象としての魅力は、何といっても山頂から少し下ったところの薙だ。僅かな距離だが傾斜も手ごろで笹原というのが、スキーの対象としてまさに格好である。山スキーをやるにはそこそこの積雪と標高が必要だが、住まいの近隣に雪が積もるような山はない。奥日光とて群馬県側にはそれなりの雪が降るが、栃木県側となると白くなるのは僅かに白根山の周辺だけだ。まして火山の連なる山々だけに岩の露出も多く、安…

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初日の出

毎年初日の出を見に出かける。今年もまた出かけた。適当な高さのある場所がいいのだが、そういった施設は難しくまたもしあったとしても多くの人たちでごった返すに決まっている。そこで初日の出ポイントとして選ぶのは山の上。長く古賀志山のあるポイントをそういった場所にしていたが、ある年先客がいてその後場所を移動した。古賀志山はお手頃なので、毎年多くの人たちが登って来る。そしてメジャーなポイントはやはり人が集ま…

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