火 星

地球のすぐ外側を回っている火星は、軌道の関係で地球との接近が約2年2ヶ月おきにやって来る。火星の大きさは地球の半分くらいしかないので普段火星を望遠鏡で覗いてもあまりよく見えない。しかし接近時には、大きくなりよく見えるようになって来る。地球の軌道は楕円といってもかなり円に近いが、火星の軌道は少し楕円っぽい。だから2年2ヶ月ごとの接近の中にも大きく接近するときと、接近と言えどもさほどではない場合が出て来るが、今回の接近はかなりの大接近といわれている。
火星2008120231.jpg前回の大接近の際、黄雲と呼ばれる砂嵐が発生して、自宅の望遠鏡ではよく見えなくなってしまった、という経緯があったが夜中に東の空高いところに次第に明るく見えて来ている火星、このまま静かに10月の準大接近を迎えて欲しいものだ。このところ夜半には晴れ間が出ていることが多くなり、ときどき西に傾いた木星・土星とともに火星にも望遠鏡を向けるとまだ欠けた姿を見せているのだが、今後少しずつ丸みを帯びてくるはずだ。背景の星座が目立った星のないうお座ということで、ひときわ赤く明るい火星が目を惹くことになるだろう。写真はオソマツだが、12日02:31の姿。大シュルチスらしきものが見えて、南極冠が光っている。

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この記事へのコメント

  • 芝刈り爺さん

    火星、,子供の頃、たぶん小学校入学以前、赤い星が見えて,あれなあに?と聞いたら火星だよと,親が言っていたような記憶があります。大きく見えたから、あれも接近していた時なんでしょうね。今火星は,木星の左下に見えるのでしょうか?地球の公転、惑星、,火星、木星などなど、の公転。どう回るのか,,複雑で,ネットで調べてもわかりませんでした。複雑奇っ怪!天動説から,地動説へ。ガリレオ、ケプラー等々のえらい人、,コペルニクスもいたか,,その知恵と洞察に感動です!木星、私が見る頃は,,まだ真南ではない感じにいますけど,,あれは木星でなかったりして??イヤハヤわからないことが多すぎますね,頭の体操です。
    2020年08月18日 13:49
  • argo

    芝刈り爺さん、こんにちは。
    木星の近くに見えたのは、多分土星でしょう。火星は赤く見え、木星より90°以上左手に
    なります。21時過ぎないと昇って来ません。でもだんだん昇って来るのも早くなってきます。
    コペルニクス・ガリレオ・ケプラーとも偉大な天文学者ですね。16世紀・17世紀に現在の
    天文学の基礎を作ったわけですから偉大な人たちです。・・と考えると、コロナに関する解明も
    そんなに遠くないように思います。
    2020年08月18日 16:25
  • 芝刈り爺さん

    木星の左は土星なんですね。火星は9時過ぎ、、。どうりで何かぱっとしなかった、、。公転とか考えると,宇宙には,東西南北、上下を決める基準もない、、と思うので、それを調べるのも大変ですよね。科学者はえらい!
    2020年08月18日 16:50
  • argo

    芝刈り爺さん、土星は木星までの距離の2倍近く遠いので暗いんです。なので、写真を撮るのも
    難しいんです。これからはしばらく、赤い火星に注目して下さい。
    2020年08月18日 21:19