接触不良の改善

我が家の直径2mの天体ドームの中には、30cmの反射鏡・6cmのフローライト屈折・赤道儀・アストロスケール・レデューサー・アイピース多種・カメラアダプターなど、自分にとっては大事な望遠鏡とその関連品が収められている。しかしこの高温多湿の夏から低温の冬まで過酷な気象状況の中でも、これまで35年間一度もレンズらにカビが生えたり、錆が浮いたり、グリースが固まったりしたことはない。つまり野ざらしのこのドームの中に何か物を置いていても不都合を生じたためしはないのだ。
恐らくドームが木製であり、観測室にドーム部分が乗っているだけという作りのため、空気の出入りが自由であることが一因であると思う。ところが、たった一つだけ問題点があった。それは、ファインダーの十字線を照らす照明ユニットが調光の接触不良を起こすことだ。これまで何度も電池との接触部を紙やすりで磨いたりしてきたが、少し時間が経つと接触不良を起こしてしまい、照明が効かなくなる。望遠鏡は毎日使うことは殆どなく、たまに使うのが常。視野照明.jpgしかし、使おうとするとき大抵この接触不良のためファインダーの十字線が見えず、目的の天体導入の際にスムーズさに欠けることになっていた。過日のNEOWISE彗星導入のときにも、視野が暗いままで十字線が見えずに少し苦労した。
肝心な時にこの接触不良のため、目的の天体導入に手間取ったことは枚挙にいとまなく、接触不良を起こさない何かいい方策はないものかと考えていたが、前夜突然思い立ったことがあり、施してみた。二個のボタン電池が触れる端子は、プラス側がハンダ付けされた部分、またマイナス側は銅板になっている。見ると紙やすりで磨いた銅板はピカピカしているが、ハンダ付けされた部分は以前のメンテの際ピカピカにしてあったのに、黒っぽくなってしまっていた。そこで、もう一度このプラス側端子を磨いたのち、そこにハンダを盛り付けし接点を大きくしたならどうだろう、と考え、早速ハンダを盛り付けしてみた。接点の面積が大きいと、たとえ酸化膜のようなものが出来て接触不良を起こしたとしても、それを回避することが出来るかも知れないと考えたのだ。しばらくこのままにしておいてどうなるか、である。上手く行くと有難い。

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この記事へのコメント

  • 芝刈り爺さん

    電気工事というか,電気器具の修理もするんですね。サビには電気を通さない性質もあるんでしょうね。私も何だったか,,使えなくなったのを,ドライバーでごりごり磨いた記憶があります。うまくいくといいですね。それにしても高温多湿、カビも生えやすいし,サビも出るし,何かとメンテナンス気を遣いますね。思い出しました,デジカメのバッテリーが接触不良で,,その時、ごりごりしたことがありましたけど、、。うまくいったのか、どうだか、、その後そういうことはなくなりましたが、。
    2020年08月10日 13:59
  • argo

    芝刈り爺さん、こんにちは。
    電気工事ってほどのことではないのですが、小3くらいからハンダごてを使ってましたね。
    視野照明といっても良くお分りにならないとは思いますが、いずれにしても接触不良がある
    ことが分かっていたので、どうしたものかずっと考えていたのです。たまたまひらめいた
    のですが、接触部の黒っぽくなっているのはサビなのだと思うのでそれを覆い隠すように
    ハンダを盛り付けしてみました。たぶんですが、改善するのではと期待しています。
    2020年08月10日 18:02