中秋の名月

朝からドーンと重い鉛色の空だったが、天気予報は後半の晴天を伝えていた。満月は日をまたいだ翌日になるが、1日が中秋の名月だった。満月は太陽が月面を照らすのを正面から見ることになるので、クレーターの陰影が出ずメリハリのないのっぺりした月面を見ることになる。中秋の名月.jpgそれは写真でも同じで、満月を上手に撮影するのは至難の業である。新しく天体撮影のシステムを構築したのだが、9月中は天気の悪い日が続き、ようやく昨夜の晴天を得て、撮影にこぎつけた。しかし、初めてのシステムでは思うに任せず、ああだこうだやっているうちにわんさと雲が出現、中断することになった。
コペルニクスa.jpgその後再び大快晴の夜となり、月面の代表的クレーター・コペルニクスを捉えた。初めてのことで画像処理の要領がよく摑めず、半ば適当なスタック処理とウェーブレット処理を経て得られた画像だ。とはいえ、シンチレーションによる画面の揺らぎを考えるとここまで描出できるのなら、その価値は十分なものだ。
火星.jpg月のすぐ左手には最接近を間近に控えている火星が赤い姿を見せていた。さすがに準大接近とあって、望遠鏡で見ても明るく大きい。長いことずっと欠けた姿で見えていたが、衝が近づいてその姿は丸くなっている。倍率が低く像が小さいが、表面の模様もよく見えている。この写真もスタック処理とウェーブレット処理を経て得られたものである。最接近の来週が待ち遠しいが、ぜひ晴天が続いてもらいたいものだ。その中で、もう一歩の写真を得たい。

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この記事へのコメント

  • 芝刈り爺さん

    細かな詳しいことは、わからないのですが、お月様とススキの画像は、うまいですね。私もチャレンジしたのですが、、、。うまくいきませんでした。これを見て、ススキにポイントを当てれば良かった、、と反省しました。私はお月様を狙いすぎて大きなレンズでねらって自滅しました。13夜、今夜チャレンジかな、、。ところで、月齢とか、満月とか、中秋の名月とか、いろんな言い方があるんですね。月齢15,、とか言うのは新月から15日目ではないですよね、??難しい!
    2020年10月02日 08:32
  • argo

    芝刈り爺さん、こんにちは。
    何を対象にするか、ということがポイントですね。月も撮りたいし、ススキも撮りたい・・。
    しかし両者の距離そして見え方の大きさの違い、こういうことからどちらかに絞らざるを
    得ません。今回は花火みたいにパッと広がっているススキを対象にしました。十三夜はまた
    何か工夫してみたいと思います。
    月齢は新月からの日数でいいのですが、ちょっと難しい問題があります。
    2020年10月02日 18:07
  • 芝刈り爺さん

    そうですよね、、。お月様の月齢、、その1歳(齢)と地球の24時間、1日はいっしょかな??とか悩みました。難しそうですねホントに。
    2020年10月02日 19:58
  • argo

    芝刈り爺さん、天文については結構難しいことがあって、簡単に紙面で説明するわけにも
    行きません。お会いすることが出来れば・・。
    2020年10月02日 20:05