双子座流星群

今年も双子座流星群の日がやって来た。双子群の思い出は多い。学生の時には天文同好会で、毎年秩父の山の中に出かけていた。あの頃は車もなかったから、最寄りの鉄道駅から重荷を背負って山道を歩いた。テントや食糧・道具類を分担して持ち、三々五々皆が集まり観測開始。オーソドックスな計数観測を6~7時間も行った。高校生の時から観望は行っていたが、大勢での計数観測はやったことがなく、この観測はとても楽しかった。

流星群と言えば夏のペルセウス座流星群や年明けの四分儀座流星群とともに双子群は三大流星群と言われていて、会ではこれらの観測を続けていたのだが、冬の夜空を彩り、毎年コンスタントな出現をする流星群として、この双子群の観測には一番気合が入った。寝袋に入り暖を取りながら、観測25分・休憩5分を、ローテーションを組みながら繰り返した。疲れが見え始める朝方になって、東の空にとても明るい星が現れ、誰ともなく "あれは、なんだ!?" と声が上がると、"金星だろ" と誰かが答え、"いや、動いてるぞ" と別な奴が言い、"ホントだ、動いている" とまた他の奴が言い始めると、しばし騒然!! 最終的には、"いや、動いていない。金星だよ。" で落着。・・・こんなこともあった。

近年では友人と山へ出かけ、十分流星を堪能しての帰り道、車のフロントガラス越しに飛ぶ流星をいくつも見て、帰ってからドライブレコーダーの記録を見ると、立派に写っているなんてこともあった。時期が年末ということもあり、テンションの高いころなので、思い起こせば懐かしい出来事が沢山あるのが、この双子群だ。

さて、今年は・・?珍しく天気が芳しくなく、いつも一緒に出掛ける友人も体調がよくないとのことで出動を止めた。それでも、お風呂から出て窓を開けてみると、雲が多いながらオリオンやふたご座も見えたので、カメラを出して夜空に向けた。すると、セットしてシャッターを切って間もなく、三角座からうお座にかけてスパーッ!! と飛ぶ双子群が見られた。過日の獅子群と同じように色がついているのも双子群の特徴だ。
双子座流星群.jpg
                                               街中の我が家屋上での双子群   2020.12.14 01:06 EOS5DⅡ/ISO6400 EF14/F2.8 1s

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この記事へのコメント

  • 芝刈り爺さん

    お見事!その一言ですね。

    やっぱり、運がいいとかいろいろ言いますが、根性、忍耐!そのたまものと、この頃思います。確率の世界、場数を踏んで頑張ることが、秘訣なんでしょうね。努力したから報われるとは限らないけど、頑張らないと、、こうはならないでしょうね。午前1時、、すみません、熟睡してました!いや一眠りして、トイレに起きた頃かな、、天文台といいバランスのところにきれいな尾を引きましたね。ナイスです。
    2020年12月14日 10:09
  • argo

    芝刈り爺さん、おはようございます。
    どこへ飛ぶか、分からない流れ星ですが、冬でも3等星がキツイ我が家ですから、データに
    あるように露出1秒です。14㎜という広角ではありますが、ギリで写野の端に留まりました。
    セットしてすぐのことで、当初は外れたかなと思ったのですが、ラッキーでした。
    2020年12月14日 10:48