甲子山

白河ICを降りるとすぐに目に飛び込んで来る甲子旭岳。この山をもっと近くで眺めてみたい、冬季の東面の登攀の可能性を探る、ということで秋に出かけた甲子山にスキーで挑戦した。雪の状態は先日、大峠に行った帰りに登山口付近の様子をチェックしており、金精沢でトレーニング?を積んでいるので登りは問題なさそう、と思っていた。むしろ帰りの滑降で、痩せ尾根のツリーラン、登山口への急斜面をどうこなすかがポイントだと考えていた。

甲子道路を西に走ると、旭岳の雄姿に最初に出会うのがキョロロン村付近だ。1.jpg
さらに甲子道路を走って行くと、何ヶ所か旭岳の展望ポイントがある。右に目指す甲子山。
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安心坂トンネルを抜けたところからは前山に隠れて、上部しか見えない。右手は甲子山下部。
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甲子トンネル横から山に入って行くと、すぐに甲子温泉からの道が上がって来て合流する。
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見上げると凹凸の雪の急斜面が広がっていた。あの急斜面が写真では緩く見える。
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すると、何か視線を感じた。あたりを見回すと、なんとカモシカくんがこっちをジッと見ていた。
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つづら折りの急斜面をガシガシ登る。スノーシューと思しき足跡が見えたが新雪がそれを覆っていた。
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秋に歩いていたので見当はついていたが、ジグザグの登りをこなしながらも要所はショートカットして縦に登った。
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倒木や岩があり、その上に雪が乗っているので、雪面はほぼ凸凹で下山時の滑走は難儀が懸念された。
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グウッと南側に尾根を回り込むと、那須の山々が見え始める。
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そしてこの急斜面から解放されると、行く手には真っ白な姿の旭岳が木々の後ろ側に見えて来る。
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山稜は平坦になり、猿ヶ鼻の標識に到着。
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ここからは傾斜の緩い尾根歩きだが、ヒドンホールも見られ注意を払いながら小さなポコを越えて登る。
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旭岳が木立の枝に邪魔されずに、見えて来た。
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ちょうど背中から太陽に照らされていたので、雪面に映る自分の姿を撮影した。
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回廊のような雪稜を行く。
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ふと旭岳の右手に山影が見えた。すぐに甲子山であることは分かったが、予想外に遠くに見えた。
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やがて尾根幅が狭まり、北側に雪庇の張り出した尾根を行くようになる。
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緩い傾斜の尾根を進むうちに、甲子峠方面への分岐点が現れた。ここまで来ると、甲子山山頂は近い。
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雪稜を進む。次第に木々の背丈が低くなり、旭岳の全貌が望めるようになって来る。
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またこの辺りから、木々についた霧氷が目立つようになる。太陽の光を受けて輝く霧氷。
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すでに山頂は近づいているが、この景観にカメラを向けるとシャッターは際限ない。
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視界が効くようになり、振り返ると登って来た尾根が見下ろせた。
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枝にびっしりとついた霧氷。
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最後に霧氷のトンネルを抜けると山頂が待っていた。
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遮るもののない山頂からは、旭岳の迫力の姿が眺められた。
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大白森山方面の展望。
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そして正面、甲子旭岳方面パノラマ。右に観音山、左に三本槍までをパノラマで撮影。
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風もなく日差したっぷりの山頂からの展望を楽しみながらひと心地着いた。
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さて下山だ。痩せた樹林の尾根を下るのは難しい。下手をすると立木に激突する。
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旭岳の展望はこの辺りで終了。あとは木立に隠されてしまう。
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登りのトレースに乗るとボブスレー状態になり、スリル満点。
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細かいターンを繰り返して行くのは、結構疲れる。尾根が痩せているところでは際どいターンも強いられる。
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しかし、写真をパチパチ撮りながらも、登りにかかった時間の1/3以下で滑降できるスキーの威力は大きい。
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気が付けば猿ヶ鼻を過ぎ、一番のポイントになる最後の急斜面の滑走に入る。
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凸凹の急斜面をいかにうまくクリアするか・・。細かいターンがうまく使えず、まるでモーグルだ。
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一度バランスを崩して転倒すると逆さまになって転がった。自分でもびっくり・・。
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雪は腐ることなく緊張しつつも要所を楽しく滑走するうちに、甲子トンネル手前の建物が見えた。
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甲子温泉大黒屋の表示をスルーして、取り付きの建物横へ滑り込み終了した。
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この記事へのコメント

  • 芝刈り爺さん

    いやあーー。よく登って、さらに下りましたね。痩せ尾根だったり、急斜面、立木いっぱい、秋には登ったことがありますが。雪なくてもあのジグザグは、、、。そこを滑り降りるなど、、。昔、昔、その昔。山スキーをやってみたい!と思って、あれこれチャレンジ。その時、みちのく船形山(もちろん途中までです)、、桝沢コースでは、難儀して、立木にぶつかりそうになり、スキーを担いでおりました。泉が岳もしかりでした。その後、下りでもシールつけっぱなし、滑らない工夫をしたりして、、なんのためのスキー?でもつぼ足よりいいよ、という感じでした。行ったのは安達太良、尾瀬至仏山くらいですね。その後ゲレンデスキーで練習中、2度にわたって膝の捻挫。以来スキーは、鬼門です。コワイコワイです。だから、すごさがよくわかります。よくあんなところ、下れましたね!という、感嘆!の賛美です。
    2021年01月21日 10:58
  • argo

    芝刈り爺さん、こんにちは。
    一度無雪期に歩いて登れそうと思っていたのですが、積雪がどれくらいか分からない
    ので、過日ちょっとだけ下見をしておきました。雪が付いていれば、下るのはさほど
    難しいわけでもないので行きました。でも難しい滑りでした。
    2021年01月21日 14:27