つがい 


画像6月ともなると、雷鳥の冬毛はすっかり抜け替わり、かなり夏毛に覆われるようになる。夏毛だけだとちょっと汚らしいので、少し冬毛が残っている方がいい。

白馬岳頂上山荘から山頂を目指して行くと、冬毛が少し残った夏毛に覆われた目の縁が赤い雄鳥が稜線上を歩いているのを見つけた。
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すると雌鳥がすくそばで砂浴びをしていた。乾燥した稜線の砂礫地などでよく見る光景だが、身体についた寄生虫などを払うためにするのだそうだ。
しばらく写真を撮ったりして見ていたが、そのうちねぐらに戻るのだろうか、その二羽は一緒に稜線から外れて行った。雷鳥は国の天然記念物でもあり、登山者も珍しい動物の登場に優しい気持ちで接するので、とくに慌てて逃げるようなこともしない。もう少し愛らしい声で啼くと雷鳥の格が上がるかも知れない。蛙のような声にはいつもがっかりさせられる。

夏になると子育ての雌鳥が次の世代の雛鳥を連れてハイマツの中から出て来る姿を見るが、そこに雄鳥がいることは滅多にない。


この記事へのコメント

  • 宮星

    あ!こちらで別の記事としてアップされていましたか!
    私は野生のライチョウは見たことがないので、目の前で見たいものですが、私の体力ではこの標高までは行けそうにありません!
    2019年06月13日 10:35
  • argo

    宮星さん、ロープウェイで登る、という手もありますよ。
    2019年06月13日 17:21

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