三ッ峠山からの富士山

以前から、母が亡くなったときにはお世話になった施設にささやかなお礼に、と私の写真を何か届けたいと思っていた。さてどれにしようと考えたとき、本来ならマニアックな山の写真にしたいところだったが、やはりここはオーソドックスな対象が良いだろうと、母の好きだった "富士山" にした。富士山の眺めといえば、定番は三ッ峠山。12年前になるが、2008年12月15日に快晴の三ッ峠山に登っている。 この三ッ峠か…

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ハナミズキのその後

街の街路樹には、この時期ハナミズキが目立つ。みなきれいに咲いていて、白や赤の色どりを春の街にまき散らしている。そんな中、我が家の一輪のハナミズキは、相変わらずの状態が続いている。19日の様子ではまさに "いま咲くぞ、いま咲くぞ" の雰囲気で大きな期待を持ったが、今朝の様子はすでに最盛期を過ぎて、ややくすんだ色がつき始め花の終わりが見えて来たような感じになっていた。残念ながら、こんなところで終わっ…

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夏タイヤへ交換

去年の暮れに新しいスタッドレスを履いて4ヶ月、8,000kmを走った。雪の少なかったこの冬、数日前にも高い山には雪が降っていたが、すでに一般の道路には雪の気配はない。去年は6月までスキーをやったが、他県への移動自粛要請もあり、自分のような山行スタイルなら人との接触は皆無といっていいが、ここは自粛要請に協力すべきだと思っているので、もはやスタッドレスの出番はない。ということで、陽が高くなる前に夏タ…

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夕景の筑波山

母の葬儀に呼べなかった親戚を回った。父方の実家は茨城県の田園地域で、従兄弟が母とひとつ違いで元気にしている。といっても、93歳だから思いに任せぬ状況ではある。報告がてら、久し振りに出かけてみると、様々な状況が変わっていた。みな歳を重ねているから、何があっても仕方のないことで、安寧の日々を保つことは容易ではないことを知る。帰り道、夕陽を浴びた筑波山が秀麗な姿を見せていた。 短歌をたしなんでいた父…

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妙義山北壁

早朝の大小山には人影がなかった。いつもの周回ルートで東南稜から妙義山、そして東稜からの下山を予定して取り付いた。前夜の雨が地面を濡らし、咲き誇るヤマツツジやアカヤシオの花々に潤いを与えていた。最短ルートで東南稜に出る。岩尾根を辿ると程なくして展望が広がって行く。富士山・八ヶ岳・浅間山の白い峰々が目に入るが、薄靄の中にはっきりとはしない。西尾根との合流点には一枚岩が立ちはだかっていて、敢えてこれを…

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西尾根の頭の岩壁

一昨日に引き続いて、早朝登山を試みた。誰もいない東南稜の岩尾根を辿って行くと、西尾根の頭手前のスラブに至る。通常は右と左に巻道があってこのスラブを回避する。特に左手にはトラロープも張ってある。この数メートルのスラブに立ち向かう。狭いがスタンスもあり、ホールドも豊富、しかも垂壁ではない。となれば、これは登るしかない。足場がしっかりしていれば、怖くはない。毎回ルートを変えて登るが、左ルートはスタンス…

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一床山から・・

前日はとても透明度の良い朝だった。一床山の山頂からは360°の展望が得られたが、とくに東に位置する三床山を中心とする北東から南東方向の山並みは新緑を見せ始めていて、清々しい景観が美しく眺められた。左端には男体山、右には目視は出来なかったが、スカイツリーから副都心のビル群まで見渡せた・・。

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二週間ぶりの山歩き

二週間ぶりに山を歩いて来た。人との接触を避けて三床山を巡った。往復のアプローチを含め人との接触なし。 去年倒れた大木をくぐる。若葉が朝陽に照らされて眩しい。大きくきれいな若葉が朝陽に映える。ミズナラだろうか?急な登山道を稜線まで頑張る。まずはヤマツツジ。頭上が開けて、気持ちの良い稜線歩き。八ヶ岳の白い頂がよく見えた。浅間山・富士山もまだ真っ白。アカヤシオ。トウゴクミツバツツジ。一床山山頂は36…

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山の本

土曜の朝、"山カフェ" という番組がラジオNHK第一で放送されている。土曜日に山に行く機会は少ないが、そうした日には車の中で聴くことがある。ただ、いまは "らじる★らじる" というネットラジオの聴き逃しサイトから聴くことが出来るので、タブレットで寝ながら少し聴いたりすることもある。先週は "山の本" というテーマで番組が進んでいたが、自分でも随分山の本を読み漁って来たので、一番にあげるものは何だ…

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道路閉鎖解除

雪が少なかったからだろう、金精道路の閉鎖解除は24日とあったが昨日開通した。毎年、閉鎖解除になるとすぐに菅沼ルートで白根に行くのが常であったが、昨日は冷たい雨だった。開通の日には湯元の先の道路わきに地元の方たちが並んで、先着のドライバーに日光市観光協会からのガイドパンフレット・日光の温泉入浴剤・銘菓などの入った記念品が配られる。2017年には、タイミングよく最後のワンセットを戴いた。 この道路…

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様々な手続き

父のときには母たちに任せて、通夜・葬儀に2日忌引きを取っただけで、すぐに仕事復帰をしていた。しかし、今回の母の逝去に関しては様々な手続きを自分がしなくてはならず、まずは市役所等への電話に追われた。ところが、コロナ問題で窓口の対応を減らしているということで、大体が電話での受付そして書類は自宅に送られ、それらを揃えて返送するといった形になっていた。 これはいちいち市役所に出かける必要がなくなり、ラ…

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環状迷走

日露戦争前夜、青森第五連隊の八甲田山死の行軍はいまに語られる有名な事件であるが、NHKのドキュメンタリー番組で取り上げられていたのを観た。このとき、この大隊はホワイトアウトの中環状迷走に陥る。雪山を始めてもう長いが、環状迷走に陥った経験が二度ある。 一度は2001年4月、友人と新発田から二王子岳に登った時だ。前日、避難小屋で一泊し山頂を目指したが、あと少しで山頂というところまで登った雪原で風雪…

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古い写真

母の葬儀が終わり、親戚の者たちが家に集まって来た。廊下の隅にはまだ整理していない父の撮った写真がうず高く重ねられていて、それに目を付けた甥が数冊持って来た。それらは父が亡くなる前のものだから20年以上前のもので、母の懐かしい写真やみなみなの若い写真が出て来た。父は若い時から写真が好きで、いいカメラを使っていたがフィルム時代の甘さの残る写真はいまのデジタル写真とは違いレトロ感たっぷりで面白いので、…

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リーダー

昔、ある社会科の先生に聞いたことがある。"世界がひとつになるには、どういうことが考えられますか?" すると、その先生が答えた。"異星人の襲来だろうか!?" 世界はいま、異星人の襲来とは異なるが、"新型コロナウィルス" という、人類にとって新たな脅威と対峙している。この脅威に打ち勝つには、人類の結束こそが不可欠だろう。いまこそ各国が正しい情報・データを正直に披瀝し、それを持ち寄り共通の観点で解析・…

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春の雪

去年も雪は少ない年だったが、3月・4月に降雪があり、残雪期の積雪に関してはつじつまが合わされていた。記録を見るとちょうど4/16には奥日光の定番ルートをやっていて、それも積雪量はmaxになっていたことが窺える。今年も月曜日に結構な降雪があり、一旦積雪がゼロになっていたキスゲ平でもすっかり冬の装いになっているのがライブカメラで見られた。しかし、あのような雪がちょっとした気温の上昇でどうなるのかは自…

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アダプターリング

"125/F2.8ED"という凄いレンズを持っている。以前、いわゆる"サンニッパ"といわれるCanonの白レンズを持っていたが、よりでかいの、ということで買い替えたものだ。"サンニッパ"はフィルム時代の35㎜版のレンズだったが、新しく67を導入する関係で67フォーマットが使えるレンズに乗り換えるための買い替えだった。"125/F2.8ED"はPentax67Ⅱのボディに取り付け暫く使ったが、その…

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母が逝った・・

それは去年の10月にさかのぼる。突然お世話になっている母の施設からの電話だった。熱が出ている・・。翌日には熱は引いた。暮れにもう一度同じようなことがあった。そしてこの2月、発熱と脱水、SPO2また血圧の低下、呼吸が荒い・・。こうしたことから病院への救急搬送となり、3週間の入院をした。一応の改善が見られたところで施設に戻ったが、すでにものを食べる力も弱っていて点滴で生命をつなぐ形になっていた。医者…

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ハナミズキの開花

一輪咲いているハナミズキだが、その花はまだ咲ききってはいない。およそハナミズキの花の咲くときを見たことがなく、街路樹等で見かけるイメージは花びらを四方に開いた姿で中心に太めの雄しべを持ったものだ。ところが庭に咲き始めた一輪のハナミズキは、いまだ妙な姿を示している。よく観察してみると、四方に開く前の花びらは上方に髪を結い上げるような感じにまとめられていて、それがこれから解き放たれるかの如く丸まって…

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ATLAS彗星の移動

10日宵、C/2019 Y4彗星の撮影をしたが、夜半過ぎも晴れていたので4時間後の様子がどうかと、もう一度天文台に昇った。彗星は北西の空のまだ十分な高さにあり、楽に導入することが出来た。ただし宵の空にはなかった満月過ぎの明るい月があって夜空を照らしており、淡い彗星の姿は望遠鏡の視野の中では殆ど見えなかった。取り急ぎ撮影をしてみたが、その様子は4時間前と殆ど変わりはなかった。写野が一致しておらず合…

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ATLAS彗星(C/2019 Y4)

夜空には普通のいわゆる"星"のほかに、彗星という天空を放浪する移動天体が数多く存在する。様々な表現がなされる彗星は、その発見から次第に明るくなりそして遠く去って見えなくなってしまう、といった消長が大変興味深く、またその多くが二度と見ることのないものであるので"星空のトラベラー"と言うに相応しい天体である。ただし天体としてはとても暗いものが多いので、一般には目にすることもなく話題にもならずに消えて…

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一輪の花

二年前に玄関先に植えた"ハナミズキ"は、早々にうどんこ病になり一時は枯れてしまったかと思ったが、日当たりの良い場所に移植して様子を見ていると、去年は花は咲かせなかったもののうどんこ病からは回復して、秋には見事に紅葉した。そしてこの春になって、葉を落としていたハナミズキは次々と新しい葉を延ばして元気に育っている。そしてそして、ついに二年振りに一輪の花をつけた。やがて花が開き、その清楚な姿が見られる…

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いまだ冬枯れの山

里山はすっかり春の様相だが、1500m近い山になるといまだ、冬枯れのままだった。古峯神社からの地蔵岳周回ルートは12月末の降雪直後以来だが、登山口付近にスミレの姿を見たくらいで、殆ど草花も見られず山全体が薄茶色のままなのは予想外の展開だった。 いつもの駐車場を敬遠して、神社前に車を停めて出発。 下草はきれいに刈り取られたかのような感じ。 ニリンソウの大群落を作る沢沿いの場所も、まるでその気…

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Super Moon

今夜は今年最大のSuper Moonだという。いつのときからか、"何とかMoon"が流行り出した。何か凝った写真でも、と考えながら昇って来た月を撮影すると赤く写った。眼視でもとても赤く見えた。高度の低いところには日中でも薄雲が張っているようだった。適当なソフトがないので、できる範囲でサクラとSuper Moonをコラボしてみた。

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ダイレクト尾根から小マラ尾根へ

ここしばらくは遠征は叶わないので、できるだけ近いところで短時間に登って降りられる山、という観点で出かけている。とはいっても、平野に暮らしていると山に行くには、そこそこの時間が必要なので、近くに手ごろな里山がある土地が羨ましい。先日は古賀志山の南面、独標ダイレクト尾根から西尾根下降、小マラ尾根に乗り換えて主稜線に戻り猪落から山腹道に下り駐車ポイントに戻る、といった周回をやった。岩登りが大半を占めて…

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悼む死

一昨日、かつての同僚からA4の封書を戴いた。それは手作りのファイルで、月一回のクラス通信をまとめたものだった。以前にも現役のときには送ってもらったことがあったので、再任用でもこんなことをやっているんだ、と感心しながらページをめくった。すると冒頭にこのファイル作成に関してのコメントがあり、愛娘の死を綴っていた。 数年前に双子の女の子をもうけ、まだ30代前半という年頃だったし、顔を合わせたころは元…

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赤川ダム周辺散策

知り合いのブログに古賀志山の春の花を繰り返し投稿されているのに触発されて、森林公園から何となく山を歩き始めると、確かにあちらこちらに春の花がいっぱいだった。2、3年前かボケが咲いていたことがあり、淡い記憶をたよりに歩いてみたものの見つけることは出来なかった。多分、ルートを間違えたのだろう。どんなに印象的なものであれ、記憶は時とともに曖昧になる。絶対忘れたくないならば、きちんと記録せねばならない。…

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桜の里

今年もまた桜の季節を迎え、いつものお気に入りの姿を見に行った。少し角度を変えて、ちょっと近寄ってみようか・・。この桜はこの方向からが一番姿が良い。北側に連なる古賀志山を背景にして毎年のように見事だった。

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ゴットン

"おかあさんといっしょ"に登場するキャラクター、段ボールで出来た機関車『ゴットン』を手作りした。写真を見ながら、適当に段ボールを切り組み立てる。テープを多用して部品を留めるとそれなりの形になって行く。最後に色紙を貼り雰囲気を作って行けば、こんな感じに出来た。一番考えたのは車輪だ。丸い割りばしを車軸にして、ナットで留めるとコロコロと回転もしてくれた。製作には、速乾の木工用ボンドが活躍してくれた。 …

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金精沢周辺 / 5回目

4日前湿雪だったが、山にはまとまった降雪があった。天気はすぐには回復せず一日置いたが、ドン曇りの中車に飛び乗った。山の天気予報は悪くなかった。現地に到着すると、朝から気温は高く日差しもたっぷりだった。歩き出してすぐにヤッケを脱ぐ。10日振りの奥日光は雪面が下がり、積雪はさらに減っていた。しかし降雪後のまっさらな雪面が広がっていて、そこにトレースを延ばして行く。堰堤広場から覗くS字状ルンゼにはデブ…

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庭の春、その後

今日から4月。4月の最初の日は、雨になった。庭の花は少しずつ様変わりしている。ハクモクレンはすっかり花を落とし、ツバキも終わりに近い。そのうしろに赤い小さな花が見え、何だろうとよく見るとカイドウの花だった。ツバキのうしろにあるので毎年忘れてしまうが、可愛らしい赤い花だ。そして、まるまると育っていたボタンのつぼみがついに咲いた。見事な大輪をいくつも姿を見せている。また知らぬ間に増えているムスカリの…

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