木星・土星の大接近

火星が明るく目立ち始める前から、木星と土星のランデブーが続いていたがここに来ていよいよクライマックスを迎えている。木星の公転周期は12年、土星のそれは30年、となると 1/12-1/30=1/S の会合周期の式に代入して、S=20年木星土星の接近PC.jpgという答えが出る。これがすなわち、木星と土星の会合周期ということになる。
つまり、天上で木星と土星が一緒に並ぶのは、20年ごとということだ。しかし、今回のような大接近になるにはそれぞれの惑星の公転軌道が交わる付近で会合しないとならないから、今回の大接近は超珍しいことになる。聞くところによれば、このような大接近は400年前以来だということだ。ただそのときには太陽に近く、実際には見られなかったのではないかと言われている。単純に考えても月の直径ほどの中に両惑星が入ってしまうわけだから、100倍程度なら同時に二惑星を同一視野で観測できる、ということになるわけで、これはとても面白いことだ。
これを捉えようと、昨日の夕方望遠鏡を振った。自宅の望遠鏡はD300/F7.2なので、2155㎜の焦点距離を持っている。これにカメラを取り付け直焦点で撮影した。ところが、木星・土星、またそれぞれの衛星で輝度があまりに異なるため、すべてに適正露出を与えることは出来ず、何かを犠牲にせざるを得ない。折角なので、すべてを捉えるという目標で惑星本体の様子は諦めた。土星には輪があるため、露出オーバーの姿は楕円形になっている。
  2020.12.19 17:44 D300/F7.2 EOS5DⅡ/ISO3200/2.5s

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この記事へのコメント

  • 芝刈り爺さん

    これはすごいですね!自分でもものまねして,撮影??してみてよくわかるけど、、。こんなちっこい星もあるんですね.土星もわっか付き。まずはすごいすごい。
    2020年12月20日 06:05
  • argo

    芝刈り爺さん、おはようございます。
    原版には10等以下の星も写っているのですが、惑星のこうした接近、なかなか見応えがあります。
    宜しければ、今後も月末までは楽しめるかと思いますので、ご覧下さい。
    2020年12月20日 08:36