三ツ岩岳

南会津の山々でも会津駒にはよく出かけているが、三ツ岩岳には7年振りの登山だった。週明けに冬型が緩んで広く高気圧に覆われそうだ、ということで友人からお誘いを受けた。前回の様子の記憶は薄れていたが、登って行くうちに様々なことを思い出すことが出来た。登り始めはまだ冬型の影響が残っていて雲の多い天気であったが、登って行くうちに雲の合い間から日差しが届くようになり、ポカポカ陽気で気持ちの良い登山になった。また下の方から上部まで、前日の新雪が乗っていて、雪面は極めてすべすべの最高のコンディションであった。

国道の駐車スペースに車を駐車、準備をして沢沿いに山に入って行く。
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雪はつながっていたが、雪解けは進んでいた。陽の当らない谷は薄暗かった。
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沢伝いに登って行くと、前方に陽が差して来た。
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小さなブロックの崩壊によるデブリを越えて行く。
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早めに尾根に上がりたいので右岸の急斜面に活路を探る。
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いつ崩れるかわからない雪解けの斜面の弱点を突いて登る。
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友人は板を外して雪壁を登り出したが、シール登高に拘る自分はあくまで頑張る。
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ようやく尾根に乗り上げると木の根元の雪は崩れていたが、雪は十分、あとは快適に登れる。
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電波塔に出ると一段落。雪は春の雪だが、薄っすらと乗った新雪が山をきれいに見せている。
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天気は回復傾向であるはずだったが、どんよりとした雲に覆われていて肌寒い空気だった。
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樹林の続く稜線通しを少しずつ高度を上げて行くと、マンサクの花が咲いているのが見られた。
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尾根は痩せて来るが、平坦で雪が十分に乗っているので快適。
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ちょっと振り返ると、会津の山々が見えて来た。
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少しずつ傾斜の出て来る尾根を登る。
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やがて木々の間に目指す三ツ岩岳方面の姿が見えて来る。しかし、いかにも遠い。
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全層雪崩の跡も見られるようになると、ひとつ目の急斜面にかかる。
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急な斜面にジグを切って行く。
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急な傾斜に友人も手を焼いている。
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一旦傾斜が緩むが、再び急斜面の登りになる。木々の合い間に三ツ岩岳が見えた。
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傾斜が緩みひと息ついた。青空の出ている方向を見ると、高畑スキー場が見えた。
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ここからはあまり高度を上げ過ぎないようにしながら鞍部へ向かう。ようやく三ツ岩岳の頂部が見えた。
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適度な斜面の登り。まだ樹林は濃い。曇り空だが、一瞬の日差しが心地よい。
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窓明山の真っ白な姿が見えて来る。
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ピークを避けて、トラバース気味に鞍部に滑り込む。見上げると本格的な登りが待ち構えていた。
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尾根の南側の斜面は、展望も効き三ツ岩岳の登りの核心ともいえる。クラストしているバーンが出て来た。
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登って来たルートを振り返る。天気は広がった青空をなかなか見せてくれなかった。
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暫くは変化に乏しい雪の斜面を登る我慢の登高が続く。
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右手に窓明山方面の真っ白な雪稜が見えて来ると、少しずつテンションも上がって来る。
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左手にはすっきりと雲の晴れない三ツ岩岳の頂上を見ながら、広い尾根に出て行く。
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やがて標高も上がり、青空が見えている時間が長くなって、目指す三ツ岩岳が近づいて来た。
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太陽の光が当たると、ダケカンバの霧氷が輝く。
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しかし三ツ岩岳への道のりは長く、山頂部への登高はまだまだ続く。
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新雪は次第に深くなっていて、帰りの滑降への期待が膨らむ。また見事な霧氷が待っていた。
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振り返ると、疎林の広大な尾根が窓明山へと続いているのが見えた。
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いよいよ三ツ岩が近づいて来る。山頂はあのとんがりの右手にある。
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そしてようやく、山頂への稜線に出ると、大戸沢岳・会津駒ヶ岳らが見えて来た。
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山頂はもう指呼の間だ。
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山頂へ最後のアプローチ。
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結構長かったが、懐かしい山頂に出た。
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山頂から南側の展望。大戸沢から駒への山稜の向こうに日光白根山から燧岳が見えた。
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雪山連なる北側の展望。
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広大な斜面に身を投じるときが来た。縦横に滑った気がしても、振り返るとこんなもの・・。
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後を追って来た友人がテレマークターンで追い越して行く。
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あっという間に山頂が遠のいて行く。
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友人も落ちて来た。
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黒檜沢源頭にドロップ。
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シュプールを振り返る。
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カッコイイ、テレマークターン。
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オーソドックス、山スキーヤーのライン。
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登って来た尾根に吸い込まれて行く。
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追いつ追われつ・・
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貸し切り状態の広い尾根上のツリーラン。
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逆光に友のテレマークターンが浮かび上がる。
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これだから山スキーはやめられない。
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巻きの途中から、遥かなり三ツ岩岳。
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1427Pを登り返しなしで、上手い具合に巻くことが出来た。これぞ山スキー。
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滑降のお楽しみは終了して、下山モードへ。
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痩せ尾根の滑走はドキドキ。
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電波塔まで下って来た。
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グジュグジュの急斜面を雪を拾いながら下って行く。
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国道まで降りて来た。Sブリッジを渡って終了。
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いつもの伊南川に架かる橋から、シルエットになりつつある登って来た三ツ岩岳と大戸沢岳を振り返った。
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この記事へのコメント

  • 芝刈り爺さん

    沢の詰めの急登。尾根にとりついてからの尾根の急登、何れもなかなかハードですね.よくぞ行きました!というところです。取り付き、夏、5月頃ですと、スノーシェッドの上から沢をトラバース気味に行き、そこから(沢の右岸)沢をトラバースして沢の左岸の尾根(この尾根に旧道があります)にとりつく、という感じですが、ずいぶんと違った感じで、びっくりです。それにしてもお仲間も含めて、よくぞやりました、と思います。
    2021年03月27日 08:46
  • argo

    芝刈り爺さん、おはようございます。
    夏道はよくわかりませんが、下山の最後はこの夏道に近いところを下ったようです。
    前回は、電波塔よりも上部から沢に下ったように思います。ただし、デブリの山を
    越えるのに難儀しました。
    2021年03月27日 09:04
  • フライマン

    なかなかの大作ですね!!
    私も登場させていただき、ありがとうございます。
    尾根への取り付きに苦労し時間を使ってしまいましたが、
    なんとか山頂まで到達出来て良かったです。
    山頂からの眺め最高、山頂からのパウダーオープンバーンの滑走は気持ち良かったです。
    お付き合いいただき、ありがとうございました。
    また、どこか行きましょう。
    2021年03月27日 17:48
  • argo

    フライマンさん、こちらこそ大変お世話になりました。
    少しふんだんに写真を取り上げて、臨場感を出そうと試みました。カメラによって
    色合いが異なるので、混ぜると難しいですね。人物が入ると、動きも出て雰囲気が
    より鮮明になる気がします。また、宜しくお願いします。
    2021年03月27日 19:34