林山周辺を周回

三床山を知って三年ほど経つ。ちょうど三年前の今頃、周辺踏査を完成させ、踏査ルートの地図を作ったりした。周回ルートの一番奥の林山付近に関しては三年振りということになるが、再び訪れる機会を得た。冬枯れの里山は特筆すべきものは特になかったが、マンサクがあちらこちらに見られ、また初めてアブラチャンを見ることが出来た。また、早くもヤマザクラが一輪花をつけていたし、カタクリも咲いているのを見ることが出来た。

今回は、川崎精雄の『雪山・藪山』をバイブルとしている友人と一緒なので、熊鈴を鳴らしながらのんびり歩いた。スタートは、梅園・八剣神社。神社のの裏手から尾根を登る。しばらく登ると二体の祠があり、往時が偲ばれた。さらに登って行くと祠のある小さなピークに出た。そこには梅園城跡の表示があった。そこから少し下って登り返して行くと、軍艦岩と呼ばれる岩場があり、岩の感触をちょっとだけ楽しむことが出来る。岩の上からは天ヶ岳が良く見えた。今回のルート上に山名表示のある山は二つしかない。その一つが天ヶ岳だ。

スタートの八剣神社。
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ひと登りすると祠がある。
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その先のピークが梅園城跡。
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マンサクがいくつも咲いていた。
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尾根上に立ちはだかる軍艦岩と呼ばれる大岩を越える。5.jpg
乗り越えて来た。
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軍艦岩を越えて登った先に天ヶ岳がある。ここで主稜線に出る。
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周回主稜線に出て若干の上り下りを繰り返し、最後にグッと上ると395Pに出る。この先には南に飛び出した露岩があり、よい展望が得られる。そして次のピークが付近の最高峰・林山だ。ひと休みしたら尾根に沿って進む。西根方面への尾根を分ける399Pを過ぎると屋根のようなピークに出るが、これを乗り越えるようにしてまっすぐ下って行く。しかしすぐに進路を右にとりまっすぐには行かない。このルート上、一番の要注意ポイントだ。注意を促す三年前の赤テープがそのままあったが、主稜線は明瞭な尾根筋より右寄り、南西に延びている。このポイントを過ぎればあとは何の問題もなく縦走を続けることが出来る。

これから辿る山々が展望された。
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小さなアップダウンを繰り返して行く。
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小規模な岩場もある。
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南に突き出した展望岩。
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こんな岩場もある。
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ヤシオツツジの芽がいっぱい。展望を得るためか、木が切られていた。こういうのには抵抗がある。
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次のピークが林山だ。
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縦走を続ける。こうした岩が時々見られる。
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ここにもマンサクが咲いていた。冬枯れの葉が落ちていない。
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屋根のような尾根が見えた。まっすぐこの尾根を越えて行く。
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唯一の要注意ポイントには、三年前の赤テープがまだ生きていた。
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そこにアブラチャンが咲いていた。黄色の小さな花がきれいだった。この先シカの寝床だろうという平らな落ち葉もない所に出る。ここは前回も同様な状態になっていたところで、不思議な場所だ。さらに小さなピークをいくつか越えるがいずれも僅かな上り下りで、右手が急斜面の細長い鞍部のようなところには一輪だけ花を咲かせているヤマザクラの木があった。そして、いつしか315Pに到達する。ここには明瞭な東に延びる尾根があるが、縦走路は右手に折れて下って行く。

黄色の花のアブラチャン。
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シカの寝床だそうだ。三年前もこうなっていた。
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ここにもマンサク。今年は豊年満作だ。
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また登り返しがある。
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三年前と同じ姿のこのルート唯一のケルン。
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細長い平坦な鞍部。
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そこにヤマザクラが一輪咲いていた。
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周回ルートなので、巡って来た山々が見える。
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笹原帯を抜けると露岩が現れ、大きな岩を乗り越えて進むと、荒れた露岩のリッジを進む。キャンプサイトにすると良さそうな平坦地を過ぎて、最後の展望地に出るが、ここからいよいよ山を降りることになる。砕石現場のトラロープ沿いに下って行くと、道形は消え落ち葉の急斜面を下ることになる。この斜面の下降は僅かであるが藪も濃く、傾斜が大きいので、今回のルート上一番難儀したところだ。小さな谷をトラバースし、最後は梅林に降り立った。フェンスを乗り越えて畑の畔を歩くと道路に出た。辿って来た山々を振り返りながら、車をデポした八剣神社へ戻った。

ルート上、唯一の笹原を抜けて行く。
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露岩が出て来る。
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大きな岩を乗り越えねばならない。
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岩のリッジを進むと最後の展望台。
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麓に向かって一気に下降する。
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落ち葉の急斜面を下る。
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キツネノカミソリの群生地。
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カタクリがポツンポツンと・・。
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笹をかき分け梅林に下る。
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藪を抜け出して振り返る。変化に富む楽しい周回コースだった。
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この記事へのコメント

  • 芝刈り爺さん

    最後のヤブがなんともなんとも。まあこういうところもあるんですね。カタクリ、桜、、春の息吹ですね。アブラチャン、なんか漫画のキャラみたいですね、アラレちゃんの妹??とか。静かでいい山ですね。
    2021年03月11日 12:39
  • argo

    芝刈り爺さん、こんにちは。
    最後はヤブでしたが、とても静かな里山でした。でも一度人の声?がしたのですが、
    空耳だったのでしょうか・・。ヤシオツツジが沢山ありそうなので、その時期にまた
    出かけてみたいと思っています。
    2021年03月11日 13:27